秋に向けて

―今年の夏は、例年にない猛暑で学生も教職員も大変でしたが、ようやく終わろうとしています。いよいよ、秋の始まりです。学長の秋に向けての抱負をお願いします。

うちわ長尾 この夏、本学の公式キャラクターがデビューしました。webサイトで紹介され、キャラクターがデザインされたうちわがオープンキャンパスで配られたので、みなさんも知っているかと思います。
 公式キャラクターについては、以前に一度募集したことがありました。そのときは、これといったヒット作品が出なかったので立ち消えになりました。それから、企画が延び延びになり、5年越しにやっと決まったということで喜んでいます。なかなか面白いキャラクターです。特に「たまごどり」は、ひげを付けてメガネをかけると、なんとなくわたしに似ているという噂があります。そう言われると、そうなのかなと面はゆい気持ちです。
 これから秋、神霜祭(大学祭)にかけて、グッズや着ぐるみの制作に取りかかるという話を聞いています。できたら、わたしもそのパフォーマンスの輪に入りたいなと密かに思っています。

―さて、夏季休業中は、学生にとってはそれぞれスポーツ大会が開催され、本学の学生はがんばってくれています。

長尾 例年の近国体(近畿地区国立大学体育大会、今年で51回目)でも、総合優勝を続けるなど毎年のように本学の学生が優秀な成績を収めています。昨年に続き、好成績が期待されます。
 秋からの大きな期待ということでは、今年、関西学生1部リーグに昇格したアメリカンフットボール部の秋季シーズンがいよいよ開幕します。初戦は、9月1日(日)に日本一の関西学院大学と公式戦として初めて対戦します。できるだけ多くの応援をしてほしいというリクエストに応えるためにも、わたしも応援に行くつもりです。(※1)

―日本一が相手ですから、厳しい戦いが予想されますね。本学選手のタッチダウンを見たいですね。

長尾 勝利の行方や素晴らしいプレーを楽しむのはもちろんですが、冬まで長い戦いが続きますので、けがをせず無事にシーズンを終えてほしいというのが、わたしの正直な気持ちです。そして、本音で言えば、シーズン終了時には1部リーグに残留できることが最大の目標だと思っています。
 それから女子サッカー部も1部リーグで9月には戦いが始まります。相手は私学の強豪ぞろいということで、ここでも厳しい戦いが予想されますが、モットーの粘り強さを発揮して戦い抜いてほしいと思います。
 これら以外にも、男子サッカー部、硬式野球部には1部リーグ再昇格をめざして、がんばってほしいと思います。そこで今回、各スポーツクラブの応援のためにと、後ろに掲げた「勝利にまっすぐ。 大阪教育大学」の横断幕を作製しました。どのクラブでも使えますので、活用していただきたいと思います。
(貸出の問合せ:総務企画課総務広報係 内線3344)

「勝利にまっすぐ。」横断幕と長尾学長

―さて、9月3~4日は学生生活研究セミナーが開催されます。学長のご講演が予定されているとのことですが。

長尾 この「学生生活研究セミナー」は、教職員の皆さまに参加してもらって、本学の学生支援のあり方を議論していただく場で、毎年この時期に実施しています。教員と職員が宿泊しながら和気あいあいで意見交換するという唯一の機会となっています。是非とも多くの皆さまに参加していただきたく思います。わたしも参加するのは今年が最後ですので、「大学生のリスクマネジメント力をどう高めるか」と題して講演させていただきます。

―最後に、この秋から本格化する大学改革の事業についてお聞かせください。

長尾 教員養成大学としてのミッションの見直し、連合教職大学院の設置準備、大学改革強化推進事業(HATO(※2)・KAME(※3))などの事業に取り組みます。任期期間中のラストスパートとしてなんとかがんばってまいりたいと思います。

―どうも有り難うございました。

 
※1 関学戦のアメフト入場券については、保護者会等のご努力で、本学の教職員、学生なら受付を通して無料で入場できます。神戸市の王子スタジアムで17時キックオフです。
※2 HATO:北海道教育大学・東京学芸大学・愛知教育大学と本学の連携
※3 KAME:京都教育大学・奈良教育大学と本学の連携

(文責:総務広報係)

投稿者:   日時:9:42 | パーマリンク

キャンパスは今、素晴らしい秋色

長尾学長

―「大学改革実行プラン」のミッション再定義の学内議論や、京阪奈三教育大学連携事業が進められていますが、どのような状況でしょうか。

長尾 ミッションの再定義といいましても、奇をてらって新しいことを打ち出すのではなく、本学がこれまで取り組んできた大学運営の特色をまとめ、粛々と進めるということに尽きると思います。現在、各部局長の先生方の協力を得ながら資料作成を進めているところです。
 京阪奈三教育大学の連携については、双方向遠隔授業システムなど、カリキュラム面を中心にできるところから進めています。先日、学内の組織としての「実施委員会」も設置し、来年度からの実施に備えているところです。

―秋は、大学祭(神霜祭)、スポーツ、芸術など学生の課外活動が盛んで活躍が期待されます。12月からは、3回生の就職活動も本格化しますが。

長尾 勉学はもちろん、クラブ・サークル活動にとがんばってほしいです。就職活動についても、それが目的となるのではなく、大学生活の集大成としての結果だと思います。
 大学祭については、屋台の食べ物の販売が年々増え、これでいいのかなといった印象です。けれど、各教室で発表されている部・サークル活動の展示は地味ですが、多彩なものがあります。障害者支援や東日本大震災支援の学生ボランティア活動は様々に取り組まれていますので、注目してほしいですね。

―先日、附属天王寺中学高校卒業生の山中伸弥氏がノーベル生理学・医学賞を受賞して、大きな話題になっています。

長尾 山中先生が本学附属学校で学ばれたことは、附属学校生の誇りであり、附属学校生徒の希望となることでしょう。わたしも何度かお会いしましたが、とても気さくな人柄です。附属学校が世間に言われるような進学一辺倒ではなく、自由でのびのびした校風の中で山中先生のような素晴らしい方が育まれたことを、大変嬉しく思います。

―最後に何かブログの読者にメッセージを。

長尾 柏原キャンパスの自然は素晴らしく、特に秋は木々が赤く染まり、紅葉が綺麗です。いい季節なので、是非、秋を満喫してください。

―先日は、柏原キャンパスのあちこちに自生しているアケビを収穫したそうですね。

長尾 ええ、大きい実がいくつも穫れ、学長室にオブジェとして飾っていました。職員からいただいたイガグリなどもあり、秋色がいっぱいです。

柏原キャンパスの紅葉 アケビを収穫する長尾学長

(文責:総務広報係)

投稿者:   日時:15:53 | パーマリンク

暑かった夏を乗り越え、後期に向けて

長尾学長-前期が終わり、暑かった夏もようやく終わろうとしています。まずは2012年度前半を振り返っていただけますか。

長尾 今年の夏は例年に比べて非常に暑かったです。省エネ推進で暑さが増しましたが、無事、乗り越え、秋を迎えることができました。
 夏の行事としては8月を中心に近国体(近畿地区国立大学体育大会)がありました。今回も本学の学生が優秀な成績で、活躍をいたしました。残念ながら、ロンドンオリンピックには出ることができませんでしたが、惜しいところまで行くことができた学生は何人かいます。

-学校現場から好評をいただいている教員免許更新講習も無事、実施することができましたね。

長尾 更新講習は4年目を迎えますが、今年の夏も4,000人近くの受講申し込みがありました。本学の先生方の大きな協力を得まして、無事終了することができました。お礼申し上げます。今年は、昨年からの課題であった講師を務めていただいた先生方へのインセンティブというか、お礼の気持ちを表すことにしています。受講者からのアンケートでは非常に高い評価をいただいています。昨年以上によい講習会を行うことができたと喜んでいます。

-今年も、昨年に引き続き、東日本大震災被災地である宮城県に学生ボランティアを派遣しました。

長尾 この学生ボランティア派遣は、昨年同様、宮城教育大学と連携して行ったものです。参加学生20人は8月8日~10日までの3日間、宮城県角田市内の3つの中学校を会場として、同市内の児童・生徒を対象に、持参された夏休みの課題の学習支援を行いました。派遣人数は第1回目の昨年よりは減ったのですが、継続して取り組むという約束を果たすことができました。学生たちはよく頑張ってくれました。先日、宮城教育大学長とお会いし、お礼の言葉をいただきました。

-今年も省エネルギーの夏季アクションプランが行われましたね。

長尾 9月28日(金)までキャンペーン期間がありますので、実績の全体集計は来月に数字が明らかになりますが、7、8月の数字では目標値を達成しています。最終的には、当初の目標をかなりクリアできる見込みです。構成員の皆さまのご協力を感謝いたします。

-9月16日(日)には、本学も共催し、地域連携の行事として恒例となった第4回柏原市民総合フェスティバルがありましたね。

柏原市民総合フェスティバルの様子長尾 1、2回目は本学柏原キャンパスで行いました。交通渋滞がひどいなどの理由から、3回目の昨年からは大和川の河川敷に舞台を移しました。今年は、本学独自の企画で、教養学科の先生方と学生による「ウインドオーケストラ」をリビエール・ホールで実施しました。これは初めての試みなので、入場者数が心配でしたが、ほぼ満席で成功裏に終えることができました。吹奏楽ということで、市民には親しみやすく、参加者のアンケートで好評をいただきました。フェスティバルの「ウリ」として来年度からも継続していきたいと考えています。次回は、地域の中学高校生にもっと参加していただきたいですね。
 また、恒例の野外ステージ演奏、ブース展示、河内音頭おどり、市民体育祭でも学生、教職員の活躍がありました。なかでも、河内音頭おどりには留学生、生協学生委員、剣道部学生のほか、若井局長をはじめ職員7人が出場し、目立っていました。全体を通じて大阪教育大学の存在をアピールしてくれました。

-後期に向け何かメッセージを。

長尾 大学院を皮切りに入試シーズンがすでに始まりましたが、秋から冬にかけては入試業務で忙しくなります。今年は、大学入試センター試験が、昨年の「反省」を踏まえての一層の緊張感を強いられる状況が予想されます。
 秋から冬にかけては、学生にとっては、教員採用試験や就職活動がピークになります。大学祭もあり、学生の活躍が楽しみです。

-最後に、とにもかくにも学長が元気でないとこれからを乗り切ることができません。運動を欠かさないことが健康法だと承っています。特にテニスついては高校時代から継続してのキャリアを持っておられるとか。

長尾 週に1回くらいはやりたいと思っています。相手は教職員が多いのですが、9月20日(木)に、いま日本のシニアテニスで数々の優勝を成し遂げている大学時代の同級生・高西賢氏(四条畷市テニス連盟顧問)が柏原キャンパスに来てくれました。早速、ペアを組んでプレーを楽しみました。楽しいひとときでした。テニスは、体を動かしいっぱい汗をかいて爽快な気分になるし、仲間づくりにもなります。気の置けない友人とおしゃべりをしながらのプレーは何よりの健康法です。

テニスで汗を流す長尾学長 高西氏と長尾学長、教職員らテニス仲間

(文責:総務広報係)

投稿者:   日時:15:32 | パーマリンク

新年度を迎えて、本学の魅力発信を

―先日、大阪教育大学を対象にした「大学ブランド・イメージ調査」(日経BPコンサルティング)の説明会が実施されました。大学や在校生に対するブランドイメージをアンケートをもとに49項目にわたってまとめたものですが、高校生・学生の父母、教育関係者らの本学への認知率は高く、大学・在校生に対する印象は「誠実である」「資格取得に積極的」など好印象でした。

長尾 驚くような新しい内容はなかったのですが、周りからそう思われているのだろうという予想の範囲内の結果でした。しかし結構、大阪教育大学はがんばっており、大学ブランド力もまずまずで、近畿の他の教員養成大学と比べても全く遜色がないということです。そのことは、わたしが日頃からもっている実感とも合っていました。

―しかし、認知率は高いけれども、「個性的な魅力を連続的に伝えるコミュニケーション」が課題として示されました。広報活動において大学名を「ひろげる」フェーズはすでに終了し、これからは「とがる」施策をとのことでしたが。

長尾 「とがる」という意味はあまりよく分かりませんでしたが、個性的な特色あるものを前面に出せということなら、その通りだと思います。わたし流に言いますと「パンチ力のある個性」が必要だと受け止めました。そして、大学としてのパンチ力の基礎は、研究と教育の充実度にかかわっていると思います。その点で言いますと、先日行われた「研究成果発表会」の取り組みは意義がありました。

―そうですね。約50人の本学教員(グループ含む)が実演やポスターセッション形式で研究活動の一端を紹介しました。企業関係者、一般市民、教職員、学生、高校生など272人が参加したとのことです。教員養成大学でも例を見ないイベントとして注目されました。

長尾 わたしも参加したのですが、うちの先生はこのような研究をしているのかと改めて気づかされました。同時に、1つのフロアで教員同士が互いの研究について交流することができたことも、非常によかったと思います。各先生の研究をまとめたパネルはうまくできていたので、今後、オープンキャンパスや大学祭などの時に、大学発信の資料として活用していただきたいと思います。そのように研究交流を深めていくことが、引いてはパンチ力のある大学の個性づくりにつながっていくと期待します。

長尾学長

―大阪教育大学の名前は世間から知られているが、どんな魅力的な教育研究があるのか分からないという実態が今回の調査で明らかになりました。その点でタイムリーな取り組みですね。さて、新しい平成24年度のスタートに当たって、学長としてどのように大学運営を進めていかれるのでしょうか。

長尾 これからの教師という仕事はタフでなかったらやっていけません。その点で、タフな教師づくりを進めていきたい。学生が研究、スポーツ、読書、ボランティアなどに打ち込みながら、その一方では海外で放浪の旅をしたり、地域活動に取り組んだりするのもいいと思います。そういった様々な経験が、パンチ力のある学生、引いてはパンチ力のある教師、社会人になっていきます。
 その点では、先生たちは研究と教育をがんばる、学生たちは学生生活でがんばる、そして、大学全体で活気が出る、そうすれば、調査が求める「とんがった個性」ということにつながるのではないかと思います。

―ありがとうございます。広報室としても、先生方の教育研究の面白さ、魅力、がんばりをプレスリリース等で発信していきたいと思います。

長尾 もう一つ、このブランド・イメージ調査で浮かび上がったのは、広報活動が非常に大事であるということです。その点で教員の研究がマスメディアに取り上げられることも大学のブランド・イメージを高めることにつながりますので、一人ひとりの先生方の情報(ネタ)を広報室で集めてほしいとも思います。それと、広報室を広報部に格上げするとか、全学的な広報委員会を立ち上げるとか、組織的な強化も必要ではないかと考えています。

―ありがとうございます。さて、学長の任期はあと2年ですが、年度当初でもありますのでどのような大学運営を進めていかれるのかお聞かせください。

長尾 すでに申していることですが、1つは、大学院・教育学研究科の改革です。このところ、何年か定員充足ができていないという状況があります。しかも、本学は教職大学院を作っていません。ただ、現行制度において問題が多いなかでは、むしろ既存の教育学研究科をベースに教職大学院的なものに充実させていこうと考えています。
 2つ目は、学生の語学力の向上を図っていきたいと考えています。グローバリゼーションが言われている中で、教師になるならないにかかわらず、大阪教育大学を出た学生は非常に英語ができると評価されるようにしたい。ただ、言いたいのは、技能として語学力が付けばいいというのではない。学生が自分の主張をしっかりもって英語で話すことができるということです。それが、コミュニケーションの基礎になると思います。
 3つ目は「キャンパス・クリーン・アンド・グリーン」です。昨年暮れには柏原キャンパス・エスカレーター横にスイセンの球根を植えました。また、キャンパスのあちこちにコスモスの種もまきたいと思っています。国定公園内にある大学らしく、クリーンで花と緑に溢れる柏原キャンパスにしたいと考えています。
 4つ目は学生満足度の高い大学にしていきたい。様々な施設・設備の改善を、学生の声に応えながら進めていきたいと考えています。

―学生の声では、クーラーを設置してほしいとの要望が多いと聞きますが。

長尾 難しいのは、電力が許容量をオーバーしているという状況です。増設したくてもできないという壁もあるのです。従って、太陽光発電システムを作ったりもしています。でも、それぞれの事情を考慮し、何とか検討していきたいと思っています。

―現在、社会的な話題にもなっている秋入学についてのお考えを。

長尾 秋入学については、あくまでも大学改革にとって入学時期がいかにあるべきかとして国立大学協会では議論されており、その中で秋入学がクローズアップされたのです。ただ、本学のように教員養成系の大学は、小中高校の学校暦が3月卒業4月入学となっていますので、秋入学のハードルは高いのではないかと思います。もちろん、全否定ではなくメリットデメリットについて、単科の他の教員養成系大学とも相談しながら検討していこうという方向になっています。

―京都・大阪・奈良の三教育大学の連携はさらに進められるのですね。

長尾 もちろんですが、三教育大学だけではなく、更に全国11の教員養成系大学ということも視野に入れて大学間連携に取り組んで行く必要もあると思っています。

―ありがとうございました。

(文責:広報室)

◎本学初の「研究成果発表会」を開催 (大阪教育大学ウェブサイト)

投稿者:   日時:8:30 | パーマリンク

学生広報のメンバーからインタビュー

-先日(2月27日),学生広報のメンバー4人からインタビューを受けられました。1時間あまり話されていましたが,ご感想をお願いします。

長尾 昔から学生が好きだったのですが,改めて学生と話をするのはいいなと思いました。楽しいひとときでした。わたしは28歳のときに本学の教員となりましたので,当時は学生と年齢が近く,兄貴分のような存在でした。助教授,教授となってからも,また社会人となって活躍している教え子を自宅に呼んで,ワイワイ,ガヤガヤやっていました。今も回数は減りましたが,時々はやっています。

-学長が学生だった当時と現在の学生気質の違いについて話が弾んでいたようでしたが。

学長 わたしが大学生の時は,大学紛争まっただ中だったこともあって,学生一人ひとりの社会に対する関心が高かったと思います。そして,大学に過大な期待はあまりもっておらず,自分で関心のあることを自分で学ぶといった自立心が強くありました。8年間在籍できるということを有効に使い,長期間休んで海外で放浪の旅をしたり,アルバイトに没頭したり,中には中途退学し,違う進路を歩む仲間もいたりしました。人生設計に対して多様な選択肢がありました。今の学生は,生き方がスタンダード化しているというか,マニュアル化しているように感じます。わたしは若い頃,1年間,アメリカ合衆国ウィスコン大学へ1年間留学したことがあります。そこで知り合った人のなかには,狩猟やボートなどいろいろな趣味に人生をおう歌している人もいました。「人生とは自分のためにあるものだ」と,人生観が変わりました。

-国際化を迎えて,外国の人とつきあう機会が増えましたが,日本人はコミュニケーションが苦手といわれています。そのことについて学生に要望をされていましたが。

長尾 語学に堪能にさえなれば,外国の人との意思疎通が密になることにはならないということを言いました。コミュニケーションの基本は主張すべき内容(オピニオン)があることです。学生たちは様々な意見や要望を大学に抱いていると思いますが,そのことを要求として表現し,実現させるのもコミュニケーションの力だろうと思います。さらに,付け加えることは,韓国や中国,東南アジアなどの人たちと交流するときは,過去の歴史的事実をしっかり心に留めて接してほしいということです。

-インタビューした学生は「DAIKYO PRESS」(大教プレス)という広報グループです。なにかひと言。

長尾 フリーペーパー等で活動のことは知っていました。先日は,東日本大震災を踏まえて放射能の問題を自主的に取り上げていることを知り,心強く感じました。これは,学生全体に言えることですが,もっと社会の問題に対して関心を持ってほしいということです。そのことが,自主的・自立的な活動につながるのではないかと思います。

(文責:広報室)

投稿者:   日時:11:27 | パーマリンク

省エネキャンペーン“ヒーターよりもセーターを!”

-いよいよ12月,冬らしい季節になりましたが,東日本大震災の影響により引き続き電力不足は深刻なものがあります。今夏のクールビズは本学でもかなりの成果があったと聞いています。さらに学長は今回ウォームビズに取り組むことを打ち出されました。

長尾 今夏は,大学構成員の皆さまの協力をいただき,電気・ガス合計で前年度比11.3%,経費にして約600万円の経費節減をすることができました。しかし,電力需要が高まる今冬も節電を中心に省エネが求められています。夏よりも冬の方が,電気使用量は多いことが明らかになっていますので,重ねての一層のご協力をお願いします。具体的には今回,“ヒーターよりもセーターを!”をキャッチフレーズに省エネキャンペーンを12月1日から来年2月29日まで繰り広げます。横断幕も掲示し,省エネバッジも製作しました。啓発ポスターや節電キャラクターなども学生の皆さんの協力で制作します。明るく楽しく省エネに取り組んでいくつもりです。

横断幕缶バッチ

-節減された経費は有効利用が望まれますね。

長尾 節約にがんばることができたのは教職員の皆さんのお陰です。その経費をさらに省エネ推進に活用したいと思います。具体的には,各部局から物品等に関する希望のアンケートが寄せられており,それを参考に研究室のクーラーや実験室の換気扇ファンなど,省エネ関連の老朽化した施設・設備,備品,物品等の取り替えに充てたいと,現在,検討を始めています。いずれにしても,この冬も全学で省エネへのご理解をお願いしたいと考えています。

長尾学長

(文責:広報室)

投稿者:   日時:10:10 | パーマリンク

インドネシア共和国の芸術大学と協定を締結

―9月21日と22日,インドネシア芸術大学ジョクジャカルタ校との間に学術及び教育協力に関する協定の調印式に行かれたとのことですが。

長尾 今までの交流協定を結んでいた中国や韓国,欧米とは違い,インドネシアの大学とは初めてなので,わたしが調印に行ってきました。同行してくれたのは,ジョクジャカルタ校でかつて客員教員をしていた卜田(しめだ)隆嗣教授(芸術講座)です。彼はインドネシア語をしゃべることができ,通訳もしてくれました。
大学のある,ジョクジャカルタ市はインドネシアの古都で,近くには世界遺産のボロブドゥール寺院遺跡群があります。

―どのような特徴のある大学ですか。

長尾 1984年に発足し,インドネシア共和国における芸術分野の高等教育の中核を担う大学の1つです。学部は,美術,工芸,デザイン学科の造形芸術学部,舞踊,ガムラン(インドネシアの民族音楽),影絵芝居師,演劇などの上演芸術学部,写真,映像を主とした記録メディア芸術学部の3つを有する大きな大学です。日本とのかかわりでは,大阪市立大学,京都芸術大学とはすでに協定を結んでおり,本学が3校目でした。
造形芸術学部にミュージアムを有していて,そこに学生の作品がたくさん展示されていて非常に面白かったです。レベルの高い作品が多かったですね。上演芸術学部はコンサートホールをもっていて,本学の研究生をされていた教官が演奏を聴かせてくれましたし,学生がガムランの演奏を披露してくれました。

―本学の大学院の卒業生にもジョクジャカルタ校の教官がおられたのですね。

長尾 以前から教職員同士の交流があり,上演芸術学部教授となられているフィクトリウス・ガナップ氏(前副学長)もその一人でした。
本学は教員養成大学ですが,教養学科の芸術講座もあり,交流がこれからもっと広がってほしいと思っています。調印式も和やかに執り行われ,この民族的な帽子をプレゼントされました。わたしが世界の帽子を集めていることもあり,嬉しかったです。
ジョクジャカルタ校では,まだ学生の受け入れ体制はまだ十分ではありませんが,協定が発展し学生同士の交流も頻繁になればと思っています。近くには世界遺産があり,京都のような古都ですので,日本として学ぶところが多いと思います。

―町の雰囲気はいかがでした。

長尾 ホテルの前にモスクがあり,朝な夕なお祈りのコーランが流れていました。イスラム教の国だなと実感いたしました。今後学生の交流を深めていきたいと考えています。

―有り難うございます。最後にこの夏取り組んだクールビズについてコメントを頂けますか。

長尾 大学構成員の皆さまのご協力をいただき,ほぼ目標を達成できました。喜んでいます。

(文責:広報室)

投稿者:   日時:16:43 | パーマリンク

真夏の祭典,職員野球大会in京セラドーム大阪

 『学長ウオッチング!!』 

 今回は学長を広報室スタッフがリポートしました。

 今年で4年目を迎えた夏恒例の本学職員野球大会が,平成23年8月11日の深夜に,京セラドーム大阪を借り切って行われました。職員野球部員とその家族が,長尾学長率いる学長チームと,職員野球部監督率いる監督チームに分かれ,熱戦を繰り広げました。

 長尾学長は,先発投手として得意の“ながおボール”を駆使し,3回を無失点で切り抜けました。また四番打者として野球部の現役投手から両チーム通じての初安打を放ちました。

 なお,試合の結果は,終盤に執念を見せた監督チームが学長チームを1対0の接戦で制しました。

プレイボール

長尾学長が投球

(文責:広報室)

投稿者:   日時:11:21 | パーマリンク

本学学生の被災地ボランティア派遣について

-東日本大震災への対応として、宮城教育大学と連携し、震災の被害を受けた中学・高校生の夏休み自習補助の学生ボランティアを募集したところ、7月26日に31人が名乗りを挙げました。多くは自ら参加の意思を表明したとのこと。さすが、大教生といえます。学長のご感想をお聞かせ願えますか。

学長 親しくしている宮城教育大学の学長とで相談し、夏休み期間の補習学習の補助がほしいということで、他の教員養成系大学と足並みを揃えました。ふたを開いてみると、目標の24人を超える31人が応じてくれ喜んでいます。学生自身はもとより、頑張って学生募集をしてくれた職員や指導教員の先生方に感謝します。

-ボランティアの学生たちにかける期待は。

学生に期待を寄せる長尾学長

学長 学生ボランティアはわたしたちのいわば代表です。交通費や宿泊費はもちろん、食費などできるだけ負担をかけないよう配慮したいと思います。ボランティアが勉学のうえでハンディにならないよう先生方には試験などで配慮もお願いしています。更に今回は、教養学科の新崎国広准教授が担当している“いい汗かこうぜボランティア“活動として位置づけ、ボランティアとは何かという精神を体と心で学んでもらうとともに、希望すれば単位認定ができるようカリキュラム上の環境も整えました。新聞報道でも書かれましたが、全国の教育大学の期待に応えるものになってほしいと願っています。

-ボランティア学生はいずれも教職をめざしている“先生の卵”。活動を通して教師としての資質を身に付けることが期待されますね。

学長 わたしは、本学の学生に大きな信頼を寄せています。現地の教員の指導のもと、被災地の子どもの学習サポートが主な仕事ですが、いい教師になっていくための経験をたくさん積んでほしい。自己成長、自己実現の場になってくれたらと思います。いずれにしても、十分な成果とともに、無事仕事を終えて帰ってきてほしいと願っています。

投稿者:   日時:11:07 | パーマリンク

クーラーよりもクールビズ

-東日本大震災の影響により、この夏の電力不足が懸念されています。全国的に、節電など省エネへの取り組みが活発化するなか、大阪教育大学でも、構成員一丸となって、省エネ対策に取り組むことが打ち出されました。具体的には、6月21日に、学長名の「省エネキャンペーン“クーラーよりもクールビズ”の実施について」(お願い)を発表しました(PDF参照)。その中で、各部局電力削減目標値を「前年度比瞬間最大電力11%以上」(平成23年7月1日~平成23年9月22日)と設定されています。かなりハードルの高いものですね。

長尾  おっしゃるとおりです。かなり高い数値だと思います。地球環境問題等グローバルな考えを踏まえるとそういう数値をめざしていかなくてはいけません。全学一体となってキャンペーンを繰り広げていきたいと思っています。

 具体的には、本学としては関西電力が目安としている「15%」を参考に、本学の太陽光発電システムが発電している「4%」を差し引いた数値としました。東京大学は30~40%と聞いています。大阪大学や京都大学も15%前後と聞いています。本学の「11%以上」についても、大学一体となって取り組まないと目標値は達成できません。しかし、附属学校園も含めた全構成員一人ひとりが協力して実施すれば大きな効果を期待できると考えています。

-「実施計画」では、「省エネの具体的対策チェックシート案」(PDF参照)を打ち出しています。内容は、分野別に「空調関係」(10項目)、「照明関係」(6項目)、「パソコン節電」(3項目)、「事務機器・実験機器等の節電」(7項目)、「その他」(2項目)から構成されており、計28項目を打ち出していますが、学長としては、どのようなところに力を入れる必要があるとお考えですか。

長尾  例えば、エスカレーターの計画的稼動、エアコンの計画的停止・フィルター掃除や取替え、照明の間引き消灯などです。省エネ見回り隊を組織し、徹底的に点検をしながら取り組んでいきたいと思っています。キャンペーンを盛り上げ、一人ひとりの意識を高めるため、横断幕など宣伝活動も進めていきます。しかし、何事も楽しくやろうというのがわたしのモットーです。かわいいワッペンとかシール、涼しげなポスターなど、色々と考えているところです。いずれも、皆さまのご協力を是非お願いいたします。

長尾学長、うちわで省エネ

省エネ通知(PDF形式106KB)

電力削減具体的対策チェックシート(PDF形式66KB)

 

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(文責・広報室)

投稿者:   日時:10:28 | パーマリンク
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