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運用担当部局:広報室広報係
教養学科 健康生活科学講座 碓田 智子 教授
住宅の模型を使った授業の様子

 「研究室から外へ出て学生とのフィールドワークや、地域の人と連携によって、“住居学”を実践的に追究するのがわたしの仕事スタイルです」
 “住居学”とは、「住まいと住環境を住み手の立場から考え、家づくり・まちづくりに活かす研究」だといいます。
 研究室では、学生と共に住まい・まちづくり学習に関わった実践活動を行っています。
 1つは、大阪市立住まいのミュージアム(大阪市北区、愛称:大阪くらしの今昔館)とのコラボレーションで、博物館の展示室や実物教材を活用した住まい学習の実践研究です。

 ミュージアム内の江戸時代の町並みを実物大で再現した展示室の空間を使って、学芸員やボランティア、学生と一緒に、子どもたちに住まいと暮らしの文化を学んでもらう体験型の学習イベントを毎年、企画・実践しています。
 2つ目の日本学術振興会の受託事業「ひらめき☆ときめきサイエンス」も、ゼミ学生と共に運営してきました。これは、都市祭礼の住文化を活かしたまちづくりの研究に関連して、八尾市の八尾木地区で行われる「民芸つくりもんまつり」を子どもたちに体験してもらう学習イベントです。つくりものは、生活道具や農作物などを使って動物や人形を作り、その趣向で見る人を驚かせる、お祭りのお飾りです。

 八尾木では、野菜を使ったつくりものが町内10か所に展示されます。つくりものの制作体験を通じて、子どもたちに地域の伝統文化を知ってもらい、つくりものの展示空間となる町にも目を向けてもらいます。「教養学科の学生も、教育大学の環境で学ぶ中で、教育活動に関心と理解をもっています。学生はスタッフとして活動する中で、自らも地域の伝統文化やそれを支える人たちを知り、子どもたちとの関わり方を学んでいきます」
 地元の柏原市では、美術コ-スの学生たちと一緒に、シャッターアートによるまちづくり活動にも取り組んでいます。

シャッターアートの制作に取り組む学生たち

(2012年2月取材)

※掲載内容はすべて取材当時のものです。