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運用担当部局:広報室広報係

池田市と共催で「学校安全シンポジウム」を開催

 平成13年6月8日におきた大阪教育大学附属池田小学校事件を踏まえ,学校・保護者・地域社会それぞれの学校安全に関する危機意識の向上ならびに互いの連携強化を図ることを目的として,6月11日(土),池田市民文化会館で「学校安全シンポジウム」を開催しました。事件直後に市民安全大会宣言を行うなど地域に根ざした安全・安心なまちづくりを推進する池田市と,池田市市民安全実行委員会,昨年3月,我が国で初めてISS(International Safe School)の認証を取得した大阪教育大学附属池田小学校と,大阪教育大学によって実施されました。
 子どもをはじめ,すべての地域住民にとって,安全で安心なまちづくり・学校づくりは共通の願いです。そのため,事件や事故を未然に防ぎ,子どもをはじめとした地域住民が安全に安心して日常生活を送ることができるようにするためにはどうすればいいかを,各学校や地域での取り組みを踏まえ,多くの人々と一緒に考える機会となりました。
 シンポジウムでは,まず斎藤歖能氏(横浜国立大学名誉教授・現東京福祉大学短期大学部長)が「学校安全と地域社会」をテーマに基調講演。「子どもや学校の安全にとって地域の人々の協力と連携が何よりも大切」「地域の人と学校関係者が一堂に会し情報を交換するなど,心のふれあいが求められます」などと強調されました。次いで,パネルディスカッションが行われました。パネリストは倉田薫氏(池田市長),衛藤隆氏(東京大学名誉教授・現日本子ども家庭総合研究所副所長),平田オリザ氏(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター教授),藤田大輔氏(学校危機メンタルサポートセンター教授,前大阪教育大学附属池田小学校長)の4人で,コーディネーターを長尾彰夫学長が務めました。パネリストからは,学校現場で子どもたちが生と死の問題を学ぶ機会を作る必要があるなどの問題提起が行われました。
 最後に,池田市と大阪教育大学がこれまでの取り組みを踏まえ,グローバルな視点に立ち「安全・安心なまちづくり学校づくり」について,池田市・大阪府内はもとより広く国内外に発信することを申し合わせました。

斎藤氏の講演の様子
シンポジウムの様子

(企画課広報室)