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運用担当部局:広報室広報係

「発達障がい」についての講演会を開催

 本学学生支援実施委員会バリアフリーWG(ワーキング・グループ)は,本学名誉教授の竹田契一氏(大阪医科大学客員教授)を講師に招いて,「発達障がいの基礎理解とその支援」をテーマに2月8日(水),柏原キャンパスで講演会を開催しました。教職員や学生約100人が参加しました。
 文部科学省の調査では,通常の学級に在籍している子どもたちの6.3%に「発達障がい」があるとの結果が示されており,学校現場での重要な課題になっています。また,最近は発達障がいがある大学生が増えており,その能力を発揮させるため,周囲の人々の適切な理解や支援が求められています。
 竹田氏は,ADHD(注意欠陥・多動性障がい),LD(学習障がい),アスペルガー症候群など発達障がいの基礎的な知識についてスライドと映像,具体例を交えて解説しました。その中で,アスペルガー症候群について,「子どもの特性(個性・特徴)であって障がいではない。障がいは,その子どもに関わる環境との相互作用で起こる」との基本的な考えを示し,子どもの特性を認めることこそが重要であるとし,そのうえで,アスペルガー症候群の大学生への対応について,「これからの大学は,専門的なセンター等を学内に設置し,彼らが才能豊かであるという特性を十分に発揮して学習に取り組めるよう環境整備に努め,きめ細やかなサポートをすべきである」などと強調しました。また,「社会的問題になっている不登校,いじめ,児童虐待の背景に,発達障がいの可能性があることなどを踏まえ,特別支援教育の実践をとおしていじめや不登校の予防につなげてほしい」とし,特別支援教育は教育の原点であることを提起しました。

本学名誉教授の竹田契一氏(大阪医科大学客員教授)
講演会の様子

(企画課広報室)