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運用担当部局:広報室広報係

新事務局長(理事)に就任の若井祐次氏に聞く

 今春の人事異動で,徳島大学に転任された岩川雅士前事務局長の後任として若井祐次事務局長(前・東京大学総合企画部長兼情報システム部長)が本学に着任しました。広報室は,4月4日,若井新局長にインタビューし,抱負などを聞きました。

 

-新任の事務局長として4月1日付けで大阪教育大学に着任されました。ご感想と抱負をお願いします。

若井 大阪教育大学は,全国の教員養成大学では“西の雄”であり,教育や,教員養成の在り方の1つの方向性を出していくことのできる大学であると捉えています。教育というのは国の基本であり,本来優先的に手当てされるべき重要施策であるにもかかわらず,昨今の財政状況の悪化等から,大学全体が非常に厳しい環境になっていてなかなか元気が出ない状況です。そのような中にあって,長尾学長とともに教職員一丸となって大学が元気を出せる環境を作っていくことを使命として担っていきたいと思っています。

若井祐次事務局長

 

 教員養成大学の勤務は四半世紀ぶりで,昭和52年4月,最初に新潟大学教育学部高田分校に採用されました。新潟大学では本来業務に加えて,上越教育大学の開学(昭和53年10月)の準備に携わらせていただきました。56年4月に第一期の学生を受け入れたのですが,それに向けての準備や,施設・設備計画,学内規程の整備といった仕事もしました。そして,新設の上越教育大学が軌道に乗ったあと,文部省(当時)に入りました。文部省では初中局を中心に通算19年勤務し,予算・人事や国の審議会の運営,学校施設・設備の整備などの仕事をしてきました。その後,東京大学で主に業務改革,組織改革などを担当してきました。

-大阪(八尾市)は初めての土地だと思いますが,印象は。

若井 生まれが新潟なので,それなりに方言もあり,東京に出るときは,方言はできるだけ使わないようにと気をつけていたのを覚えています。今,テレビ等ではいろいろな番組で関西弁が元気ですよね。関西に行ったら,あの言葉になじめるのかと,初めは正直不安でした。でも,来てみたら非常にいいところで,とても気に入っています。八尾市自体も歴史のある土地です。弓削道鏡などの歴史上人物も多く,今東光さんといった著名人もいらっしゃいました。聖徳太子にゆかりのある旧跡もあります。宿舎(高安)の近くを流れる玉串川は,桜並木があってすごくきれいなので通勤も楽しみにしています。
 “くいだおれの町”と言われている大阪ですので,串カツやお好み焼き,コリアタウンの焼き肉なども味わってみたいと思っています。特に郷土料理を中心に,その土地ならではの料理を食することが大好きなので,大学の皆さんとご一緒できれば嬉しいですね。

-ご出身の新潟のことをお聞かせ願えますか。

若井 故郷・新潟は,生まれてから文部省に異動するまで住んでいました。雪深いところなので,辛抱強くはなりますが,諦め(方向転換)も早い,ある意味淡泊な性格は,ここから来ていると思っています。「雪だからしようがない」と。

-郷土の偉人で尊敬する人はおられますか。

若井 3人あげたいですね。1人目は“越後の龍”と称されている戦国大名・上杉謙信公です。謙信の初名は「長尾景虎(ながお かげとら)」ですが,学長の名字が「長尾」ということですので,とても親近感があります。私自身は,タイプとしては謙信型ではなく,上杉氏の家老をつとめた「直江兼続(なおえ かねつぐ)」型ではないかと思っています。謙信型はもちろん長尾学長ですね。教育に携わる上で尊敬していますのが,越後国長岡藩士の小林虎三郎(こばやし とらさぶろう)です。国の将来を担うのは人であり,そのために教育が必要であるという「米百俵」の逸話で知られています。3人目は,その国漢学校がのちに「長岡高等学校」と姿を変え,その卒業生である山本五十六(やまもと いそろく)元帥です。「やってみせて,言って聞かせて,させてみて,ほめてやらねば人は動かじ。」の名言で知られており,上に立つ者としてはそういう気持ちが大事だと思います。3人とも,生き方や自分自身今後あるべき姿として参考になる方々です。

-趣味は。

若井 平凡ですが読書です。年間,100冊ペースで読むことを目標にしています。昨年は,140冊ぐらいでした。ジャンルにはこだわらず,乱読です。通勤途上に読みますので,東野圭吾の推理小説とか,司馬遼太郎の歴史ものなど,肩のこらないものをセレクトしています。
 また,温泉巡りも好きです。東京大学では温泉同好会を作っていまして,年2~3回,メンバーで関東を中心に秘湯を訪ねていました。こちらでも,大阪はもちろん和歌山や奈良県の秘湯を中心に開拓したいと思っています。関東でのメンバーも転勤で一部散ってしまいましたが,奈良県,兵庫県,そして本学にも旧メンバーがおりますので,関西支部を結成し活動しようかなと画策しています。

-楽しみです。最後に,好きな言葉は。

若井 「明るく,楽しく,元気良く」という言葉が好きです。これは,自分自身もこうありたいとモットーにしています。

-どうもありがとうございました。

(聞き手:広報室・佐藤)