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運用担当部局:広報室広報係

「学校現場と著作権」をテーマに講演会を開催

 本学附属学校部・附属図書館共催の講演会「学校現場と著作権」を8月31日(金),天王寺キャンパスミレニアムホールで開催しました。著作権教育の専門家である国立教育政策研究所の大和淳氏(研究企画開発部総括研究官)が講師を務めたもので,本学教職員,学外者も含め約80人が参加しました。
 初めに,本学理事の若井祐次事務局長が挨拶しました。著作権法が成立した経緯にふれ,「この法律は,経済産業の振興というより国民の文化的な権利を守るという視点から成立した法律です。学校教育に携わる者として見逃すことのできない重要なルールが規定されています」と強調しました。

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 講演のなかで大和氏は,著作権の例外規定を知っている教員は全体の1割程度と報じた新聞記事や,コミックを無断で動画投稿サイトに公開して逮捕された中学生の事件を冒頭に紹介し,情報社会において著作権がますます重要になり,社会問題としてクローズアップされていることを強調しました。そのうえで,(1)教員の諸活動と著作権との関わり (2)学校教育における著作権の取り扱いと著作権制度の改正 (3)著作権制度のあらまし (4)今後の課題 ― 等についてケーススタディを交えながら解説し,中でも,学校教育における例外規定となる「第35条第1項」の読み方について詳細に説明しました。最後に,学校現場の果たす使命として,「情報モラルを涵養するためのよりよい授業を」と呼びかけました。
 参加者は「著作権が重要なことだとは理解していたが,学校教育に深く関わる権利だと改めて認識した」と感想を述べていました。

(学術情報課)