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    意見の対立は「思い違い」ではなく「違う思い」? 障がい者就労支援事業所所長が講演
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運用担当部局:広報室広報係

意見の対立は「思い違い」ではなく「違う思い」? 障がい者就労支援事業所所長が講演

 健康生活科学の榎木泰介准教授の授業「健康科学への招待」にて,特定非営利活動法人もなか会「紙再生工房」所長の前橋誠士氏が,7月10日(金)にゲスト講師として教壇に立ちました。前橋氏は,障がいのある人々とともに,大阪市平野区に構える工房で,牛乳・酒パック等を再利用した手すき再生紙製品を製造・販売し,障がい者就労支援事業を推進しています。
 授業では,「『思い違い』ではなく『違う思い』」をテーマに,職場や日常生活で意見が衝突した際の体験談を,身振り手振りを交えながら,ユーモアたっぷりに語りました。こうした体験を踏まえて前橋氏は,「意見が相反すると,人は相手の間違い探しに陥りがちですが,どちらが正しいではなく,考え方の物差しが違うだけです。その真意をとらえることで,認め合い,共存することができるのではないでしょうか」と語りかけました。
 学生からの「異なる意見をうまくすり合わせるには?」との質問には,「他人の思いを汲むだけでなく,自分の気持ちも納得させないと着地点は見つかりません。意見のぶつかりがないとダメだし,ぶつかるだけでもダメ。押し合いへし合いを繰り返して妥協点を見つけてください」とアドバイスを送りました。
 出席した学生からは「話も面白かったし,社会生活を営む上で大事なことを教えてもらいました」「意見が対立すると,今まで譲歩することが多かったのですが,自分の思いのすべてを相手にきちんと伝えるようにしたい」などの感想が寄せられました。

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[左写真]紙再生工房」所長の前橋誠士氏
[右写真]全身を使ってのパフォーマンス

(広報室)