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運用担当部局:広報室広報係

元国連職員がグローバル社会で求められる力を解説

 講演会「グローバル社会で求められる能力とは」(主催:大阪教育大学教育振興会)を10月7日(水),柏原キャンパスで開催しました。国連に定年まで30年以上勤めた白石理氏を講師に迎え,学生を中心におよそ70人が参加しました。
 白石氏は,グローバル社会とは競争に勝つことや特定の国の利益を優先するのではなく,すでに切っても切れない関係にある世界中の市民が共に生きる社会だと位置づけました。そのうえで,グローバル社会に必要な能力とは,紛争や格差など世界の様々な課題を知り,平和や人権といった普遍的価値を尊重し,思考力や問題解決能力,文化の違いを超えたコミュニケーション力などを身に付けることだと語りました。そして,グローバル市民として,地球に住むすべての人と社会を視野に考え,普遍的な価値を理解し,差異や国の壁を越えて互いに協力し合うことの大切さを説きました。
 講演後の質疑応答では,学生たちから多くの質問が挙がりました。留学したいけれど就職戦線に出遅れるのが不安だという学生には,「特に若い時の留学はその後の人生に大きく影響します。海外に出ることは文化を知るうえでとても重要です」と答えました。また,語学習得の不安に対しては「修得せざるを得ない状況に追い詰められないと習得できないもの。ひるむ必要はありません」と学生を励まし,それよりも大事なことはコミュニケーション能力であると強調しました。
 最後に,教育振興会顧問の入口豊理事・副学長が「今日のお話を聞いて,本学としても一層グローバル化に対応した大学をめざして,これからの社会を担う学生を支援していきたい」と締め括りました。
 参加した学生からは「留学する勇気をもらった」「グローバル化の意味をはき違えていたことに気づきました」といった感想が寄せられました。

講演の様子
白石理氏

[右写真]白石理氏

(学生サービス課)