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    「チームで取り組む本学の学生支援」をテーマに,教員の資質向上事業を実施
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運用担当部局:広報室広報係

「チームで取り組む本学の学生支援」をテーマに,教員の資質向上事業を実施

 平成27年度大学教員資質向上事業(全学ファカルティ・ディベロプメント事業)が12月2日(水),柏原キャンパスで実施され,教職員74人が参加しました。今回は,「チームで取り組む本学の学生支援」をテーマに,4人の教員が,それぞれのフィールドにおける学生支援の現状と課題を報告しました。
 はじめに,キャリア支援センターの田崎悦子副センター長が,「就職活動で顕在化する学生の課題」と題して,面接で自分を語れない,文章で表現できない学生に対しては,履歴書添削や面接練習といった表面の就活指導よりも,学生自身の内在的な自己を確立する支援が必要だと訴えました。
 続いて,カウンセリングルームの奥田紗史美専任カウンセラーが,過去の事例に基づいた架空の学生相談案件を紹介し,自身が当事者の教員だったらどう行動するか,問いかけました。そして,危機的なケースはひとりで抱え込まず,保護者やほかの教員と連携するようアドバイスしました。
 さらに,「指導教員と『合う』『合わない』」と題して,自然研究講座の串田一雅准教授と学校教育講座の小松孝至准教授が,発達障害ではないかと思われる学生にかかる教員側の対応についての他,教員と学生の研究に対する価値観にずれが生じていることが,アカデミックハラスメント問題の一因になっているのではないかと提起しました。
 最後に,教職教育研究センターの池谷航介特任准教授が,所属講座や実習先,教職員と障がい学生修学支援ルームとの連携事例を紹介し,障がいのある学生へのサポートにはチームでの取り組みが必要で,もっと支援ルームを活用してほしいと呼びかけました。
 締めくくりとして,学校教育講座の水野治久教授は「いずれの報告にも共通することとして,担当教員がひとりで問題を抱え込み,孤立しないよう,チームとして学生を支援する体制づくりが不可欠です。そのためには,学生支援について教員同士が気軽に語れる場の提供が必要ではないでしょうか」と提言しました。
 参加した教員のひとりは,「先生たちの本音が聞けて大変興味深かった。互いに協力し合う雰囲気作りがチーム大教につながると思う」と感想を述べていました。

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[左写真]教員報告の様子
[右写真]報告を総括する水野教授

(広報室)