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    附属平野の保護者向け講演会で,文科省視学官が21世紀型学習指導の方針を語る
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運用担当部局:広報室広報係

附属平野の保護者向け講演会で,文科省視学官が21世紀型学習指導の方針を語る

 附属平野五校園連合会主催による保護者向け特別講演を,1月14日(木)に附属平野中学校で開催しました。「グローバル社会が求める人間像」をテーマに,文部科学省初等中等教育局視学官の田村学氏を講師に迎えた同講演には,附属平野の幼稚園,小学校,中学校,高校,特別支援から,保護者約150人が参加しました。
 田村氏は冒頭,「学習指導要領について,従来の知識の詰め込みによるインプット重視の指導から,思考を発信するアウトプットを強化する方向へ変えていきます」と省としての方針を示しました。過去の10年間よりも未来の10年間のほうが,社会により大きな変革が起こる可能性を示唆し,「時代を生き抜くために,論理的思考力,課題発見力,主体的行動力など,実社会で活用できるアウトプットの能力が求められています」とその理由を語りました。
 こうした力を伸ばすための手段としてカギになるのが,課題の発見と解決に向けて,主体的・協働的に学ぶ学習方法である「アクティブ・ラーニング」です。田村氏は,「アクティブ・ラーニングにおける,課題を決め,情報収集し,分析し,発表する一連のプロセスは,平野高が指定校に認定されている,スーパーグローバルハイスクール(*)の進め方にも共通するものです」と解説しました。そして,今後の学校教育の在り方について,「教師が一方的に教え込むのではなく,学び手の生徒が主役となり,自らや仲間と考え,行動することで,そこから新たな知的探求心が芽生えます。探求心の強い子どもほど学力が高いことが数値で証明されており,このようなサイクルを育むことが,21世紀型学習として時代に要求されています」と結論付けました。
 出席した保護者からは,「附属の教育が最先端であることを実感できた。学校の教育活動に今後も協力していきたい」「自ら学び考える習慣を家庭学習でも身につけさせたい」「インプットの教育がしっかりしていなければ,アウトプットを重視しても効果が薄いと思う。バランスが大事で,知識の習得を軽視してほしくない」などの感想が寄せられました。

(*)…グローバルな社会課題を発見・解決し,国際社会で活躍できる人材の育成に取り組む高等学校を,文部科学省が支援する事業。現在,全国から,約100校が指定されている。

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[左写真]文部科学省の田村学視学官
[右写真]講演の様子

(広報室)