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運用担当部局:広報室広報係

学校危機メンタルサポートセンターが学校安全推進フォーラムを開催

 「第14回学校危機メンタルサポートセンターフォーラム」が3月4日(金),附属高等学校池田校舎内さつきホールで開かれ,文部科学省をはじめ,全国の教育・行政機関から約200人が出席しました。同センターが推進する,学校安全における日本独自の認証制度「セーフティプロモーションスクール」(以下,SPS)を国内外に普及させるため,その活動理念や実践報告の成果を紹介することが目的です。
 SPSは,現場教員を中心とした連携組織「チーム学校」が,生活安全・災害安全・交通安全の3領域に基づいて中期目標・中期計画を設定し,それにしたがって実践,評価,改善,共有とサイクルを廻して,その継続が認められた学校が認証を受けます。平成28年3月現在,本学附属池田小学校,本学附属池田中学校,東京都台東区立金竜小学校の3校が認証されています。
 その3校がそれぞれ,実践結果の共有を目的として,活動事例を報告しました。全国初の認証校である附属池田小学校からは眞田巧副校長が,平成13年に起きた児童殺傷事件の反省を受け,平成21年度から独自に実施している「安全科」の授業概要や,年5回の防犯訓練の様子などを発表しました。眞田副校長は「安全教育とは『命の学習』であり,子どもの命を守ることこそ教員の最大の使命であると心得,日々足元を見据えて取り組んでいます」と学校安全に懸ける思いを語りました。
 さらに,現在SPS認証に取り組む学校の実践報告として,京都市立養徳小学校,高知県宿毛市立山奈小学校,中華人民共和国深セン(センは土へんに川)市蛇口育才教育集団第四小学校の3校が発表を行い,避難所設営体験や,水難事故を想定した着衣水泳の実施など,各地域・学校の特色に応じた取り組みを紹介しました。
 出席者からは,「生徒が企画・立案したAED訓練や安全マップなど,子どもたち主体の実例に刺激を受けた。今回の報告を参考に,安全教育の方針を立てていきたい(大阪府教員)」「一つの学校の中でも,教員間で安全への意識差がある。啓発するために,SPSの取り組みを広報していきたい(宮城県教育委員会職員)」などの声が寄せられました。

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[左写真]フォーラムの様子
[右写真]SPS認証をめざす学校による安全教育活動の実践報告

(広報室)