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    「学校安全の日」附属池田小「祈りと誓いの集い」および大学の事業を実施
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運用担当部局:広報室広報係

「学校安全の日」附属池田小「祈りと誓いの集い」および大学の事業を実施

 大阪教育大学附属池田小学校事件から15年となる6月8日(水),今年も同校で,追悼式典「祈りと誓いの集い」があり,児童,保護者,教職員など約1300人が出席しました。午前10時12分,事件で犠牲となった8人の名が刻まれた「祈りと誓いの塔」の鐘が鳴らされ,出席者全員が黙とうを捧げました。
 事件を風化させず,その教訓を広く社会に伝え,我が国の学校安全課題に先導的な役割を果たし続けていくために,6月8日を「学校安全の日」と定め,全学規模で附属池田小学校事件を振り返り,学校安全への決意を新たにするものです。
 今年は式典の前に,事件で亡くなった戸塚健大くん(当時6歳)の母親の正子氏が保護者に向けて講演しました。戸塚氏は事件直後から現在に至る心境を明かし,「多くの保護者の皆さんや,当時の先生方の支えがあり,この日まで歩み続けることができました。池田小全体も,命の大切さを礎とした安全教育の精神を,今日に受け継いでいると信じます」と語りました。そして,「この世の中が,安全安心な学校生活を送れる幸せな社会となるよう切に願います」と訴えました。
 式典では佐々木靖校長が戸塚氏の言葉を受け,「教職員と保護者が,事件の風化を防止する当事者であることを自覚し,学校安全の推進に向けて力を合わせないといけません」と述べました。そして,出席した6年生児童に向けて,「この祈りと誓いの塔に刻まれた8人の名前を忘れず,人を守る側の人間になってください」と語りかけました。
 続いて,6年生の代表児童3人が,安全教育を通して学んだ命の尊さや安全を願う心を,下級生たちに伝え続けていくことを誓いました。
 式典後も,「祈りと誓いの塔」の献花台には同校の児童と保護者による長蛇の列ができ,献花した児童から「天国で幸せに暮らしてほしい」といった声が多く寄せられました。
 大学では,柏原キャンパスでは6月9日(金)3限目,天王寺キャンパスの第二部では同日2限目の全授業中に,冊子「附属池田小学校事件を語り伝えていくために」を配布し,受講した学生約2800人に対し,担当教員から附属池田小学校事件の概要と教訓が伝えられました。

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[左写真]佐々木靖校長
[右写真]誓いの言葉を述べる代表児童

(広報室)