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運用担当部局:広報室広報係

本学教員が高校の校内研修で講演

 本学連合教職大学院の木原俊行教授が,大阪府立夕陽丘高等学校で7月20日(水)に行われた校内研修で,講演と指導助言を行いました。
 この研修は,同校の今年度の目標である「魅力ある授業」「わかる授業」の実現に向けた教員の授業力アップを目的に,(1)授業見学,(2)グループ討議,(3)講演及び指導助言の3部構成で実施され,同校の教員約60人が参加しました。
 はじめに,同校の藏戸晋悟教諭による2年生の国語現代文の授業を見学しました。藏戸教諭はこの授業で,阿部公房の「鞄」を題材に,文中の「鞄」と「自由」の解釈を考えさせ,作品を読み込むことで,授業前と後で「自由」に対する価値観が変わったことを体験させました。
 続くグループ討議では,参加者たちが4~5人ずつに分かれ,見学した授業の良かったところを付箋に書き出して各自の授業に活かせるところを話し合い,グループ毎に発表しました。
 最後に,授業見学とグループ討議を踏まえて,木原教授による講演が行われました。木原教授は授業の様子を写真で示しながら,「生徒間で意見を出し合いながら考えさせ,意見を否定せず,笑顔とよい緊張感のある授業だった」と評価しました。また,これからは考える力(汎用的能力)を養う「アクティブラーニング」形式の授業が重要であると説き,ペア学習やグループ学習,英語と音楽の合科的授業,ICT活用,自宅でビデオ教材などを視聴させて授業では応用問題に取り組む反転学習など,様々な事例を紹介しました。その上で「アクティブラーニングには時間が必要。年間カリキュラムを見直したり,授業時間を工夫したりするなど,何かを変えないとできない」と話しました。
 同校の恩知理加校長は「授業はほぼ事前準備で決まる。生徒たちのために一生懸命な仲間がこれだけいる。力を合わせて良い授業づくりに取り組んでほしい」と期待を寄せていました。藏戸教諭は,「自分自身の武器や長所を言ってもらえたことに感謝したい。自分のめざす授業にアクティブラーニングが有効であるとわかったので,がんばりたい」と感想を語りました。

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[左上写真]国語の授業をする藏戸教諭
[右上写真]グループワークに取り組む教員たち
[左下写真]木原教授
[右下写真]講演の様子

(広報室)