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運用担当部局:広報室広報係

「こうして教える小学校英語」ワークショップを開催

 2020年度から小学高学年で英語が正式教科となることを踏まえ,ワークショップ「こうして教える小学校英語」を天王寺キャンパスで8月28日(日)に開催し,小学校・中学校の教員ら約150人が参加しました。
 小学校外国語活動の普及・啓発に取り組んでいる文部科学省国立教育政策研究所の直山木綿子(なおやま ゆうこ)調査官や,本学の吉田晴世副学長らが講師を務めました。
 直山調査官は,「現在の小学校外国語活動ではコミュニケーション能力の素地を養うことになっているが,2020年には『聞くこと』と『話すこと』の2技能の基礎を養うことになる」と学習指導要領の改訂内容を説明しました。そのうえで,小学校教員に対しては「英語を使ったやりとりや,児童が気持ちを伝えあうコミュニケーション活動を工夫してほしい」,指導的な立場の教員には「外部人材に丸投げせず,苦手な先生を支援するなど,チーム学校で取り組んでほしい」と呼びかけました。
 このほか,「音と文字の関係」「チャンツ(*1)のリズムで覚える会話表現」「読みにつなげる文字指導」「文字の書き方指導」「フォニックス(*2)・デジタル教材活用」「評価」など,実践的な指導方法について発表が行われました。
 吉田副学長は閉会挨拶で「本学は教育委員会と連携し,小学校教員向けに3年間で中学英語2種免許を習得できるプログラムを11月から開講します。教科化を控えた今,一緒に英語教育に取り組んでいきましょう」と述べました。
 参加者からは「教科化を前に,小学校英語教育はどうあるべきかがわかり非常に良かった」「小学校教員の大半が英語に苦手意識をもっていると思う。そんな先生でも気軽に参加できるワークショップを増やしてほしい」「求められる力,役割,自分の課題がより明確になった」「子どもを英語嫌いにさせてはいけないと再認識した」などの声が寄せられました。

*1 チャンツ…英語を一定のリズムに乗せて発音すること。
*2 フォニックス…英語の文字と発音を結びつけて覚える学習方法。

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[左上写真]文部科学省国立教育政策研究所の直山木綿子調査官
[右上写真]音と文字の関係を学ぶことの大切さを語る加賀田哲也大阪教育大学教授
[左下写真]フォニックス・デジタル教材を解説する附属池田小学校のロジャーズ・チャールズ先生(左)と操作を体験する参加者
[右下写真]文字の書き方指導について講演する吉田晴世副学長

(広報室)