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運用担当部局:広報室広報係

「教育協働人材」をテーマに教養学科シンポジウムを開催

 教育協働人材とは何かをテーマに,平成28年度教養学科FDシンポジウムを,2月22日(水)に柏原キャンパスで開催し,教職員約57人が参加しました。
 はじめに,東京学芸大学特別支援科学講座の加瀬進教授が,「学校・地域・家庭を支えるひとづくり~東京学芸大学教育支援系の挑戦~」と題し,講演を行いました。東京学芸大学では,平成27年度に教育学部教育支援課程を新設し,学校と連携し協働して教育に携わる,公務員・企業・法人職員などの教育支援職に就く者を養成しています。加瀬教授は,開設から2年が経過した同課程の現状と課題を説明し,「受験生は教育支援職のイメージを持ちにくいので,オープンキャンパスでの丁寧な説明が必要とされる。また,教育支援課程に入学した学生は,教育支援に携わるために学ぶというよりは,自身が所属するコースの専門分野を学ぶという意識を持ちやすい。そういった意識を変えるには合同オリエンテーションや共通必修科目を設定することが有効である」と述べました。
 続いて,本学人間科学講座の新崎国広准教授が,「大阪教育大学が考える教育協働人材とは」と題し講演しました。新崎准教授は,大阪教育大学におけるこれまでの教育支援人材養成の取り組みや開講した授業科目を紹介しました。また,「教育協働概論I・II」など教養学科から教育協働学科へと改組が行われる平成29年度以降に開講予定の科目について,授業概要や授業計画,グループワークの際のグループ編成方法等を提案しました。
 最後に,教養学科長の安部文司教授を司会に,加瀬教授,新崎准教授,本学自然研究講座の広谷博史教授の3人がパネリストとなり,ディスカッションが行われました。「『協働』は,機能であって目的ではない」,「専門分野としての深化や進展がなければ教育支援もおぼつかない。研究の専門性については,今後も必要となる」など様々な意見が上がり,活発な議論が展開されました。

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[右写真]講演する加瀬進教授

(教養学科)