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運用担当部局:広報室広報係

附属平野小学校が国際無線LAN「eduroam」を国内小学校で初導入

 本学附属平野小学校が,大学などの教育研究機関の間で無線LANを相互利用できるサービス「eduroam(エデュローム)」を,日本の小学校で初めて導入しました。
 同小は,平成28年度から文部科学省研究開発学校の指定を受け,「未来を『そうぞう』する子ども」を主題に掲げ研究を行っています。また,パナソニック教育財団の平成28年度実践教育助成特別研究指定校にも認定され,「子どもが主役になる次世代の学び-BYOD社会(*)に対応するスマートデバイスの効果的な教育的利用-」をテーマとするICT教育の研究開発プロジェクトを推進しています。
 研究を進める中で,児童1人に1台ずつタブレット端末を使用する授業を実施しようとしたところ,通信が不安定になる問題が発生しました。そこで,校内のネットワーク環境を整備し,それに合わせてeduroamを導入しました。
 eduroamは,世界80カ国で展開されており、導入している機関に所属する研究者や学生は,自身の所属機関のアカウントで他の機関でも無線LANを利用することができます。同小では,公開授業などで来校する教育関係者が多いため,利便性の向上と, BYOD社会への対応という同小の研究テーマにも合致することから導入を決めました。
 ネットワーク整備計画を立案した本学情報処理センターの尾崎拓郎助教は,「eduroamは本学でも導入していますので,共通のアカウントで無線LANに接続でき,教員の研究や学生の実習などでも利便性の向上が期待できます。現在は附属平野小のみですが,今後,他の附属学校でも機器更新の計画時に同様の環境が構築できるよう努めていきます」と話しました。また,同小の丸野亨副校長は,「今回のネットワーク整備によって,子どもたちがストレスを感じることなく,ICTを活用した学習を進められるようになりました。通信容量も大きく,セキュリティ面でも安心できる環境が整いました」と話しました。

*BYOD…「Bring Your Own Device」の略。個人所有のタブレットやスマートフォンなどの情報端末を職場に持ち込み業務に使用すること。

左から尾崎拓郎助教,峯明秀校長,丸野亨副校長

(広報室)