写真展「FILMが写した世界」を取材しました


みなさん、こんにちは!

そしてあけましておめでとうございます。

今年もDAIKYOPRESSをよろしくお願いいたします。




さて、本日ブログを更新したワケはと言いますと…

12/21(水)まで大学で行われていた、大阪教育大学学生プロデュース採択企画「FILMが写した世界」という写真展を観て、ぜひこの思いを書き留めておきたいと思ったからです。

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私は、一昨年もこの写真展を観に行きました。

(DAIKYO PRESSの前号でその内容を取材しています。→前号はこちら



前回の写真展では、津波に流されて何も残っていない街を、360°見渡せるパノラマ写真の展示が印象的でした。

私はこれまで、テレビの画面でしか被災地を見たことがなかったので、左右どちらを見ても被災地が続いているこのパノラマ写真を見て、まるで自分が被災地に足を踏み入れたかのような気持ちになりました。





震災から5年以上の月日が立ち、一昨年の写真展からどのような変化があったのか…

私は複雑な気持ちで足を踏み入れました。

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濁流が近くまできている写真を持つ人。

窓ガラスもない、被災後そのままの建物。長針が折れて、止まった時計。

それらとは逆に、復興が進んでいることを示す、山側に建てられた新しい家。



復興へと確実に進んでいる様子が見て取れる一方で、これだけの月日を過ぎてなお、一瞬にして街を飲み込んでしまった震災の恐ろしさを感じて、言葉がでないくらい衝撃をうけました。






しかし、次のブースに進み、その気持ちは全く別のものになりました。

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そこにあったのは笑顔の写真でした。

復興に向けて、被災地の方々は、笑顔で写真に映っていました。



家族や大切な人を亡くされた方や、

住んでいる家、行きつけの店、生まれ育った町が流された方、

その悲しみや辛さ、後悔…

そんな気持ちを考えると、

こうして文字にしているだけでも胸が締め付けられます。



そんな思いを背負いながらも、復興に向けて、被災地の方々は、笑顔で写真に映っていました。



前を向いているように見えました。

今年の写真展には、一昨年の写真展よりも更に、復興に向けて進んでいる街の姿や、たくさんの笑顔がありました。




もし、自分の過ごしてきた学校や家が流されたら…

自分の住んでいる街がなくなったら…

このようなことを考えながら、写真を眺めていました。

これまで生きてきた中で一番、被災地について考えさせられました。



写真に混ざって「大地震が起きたときあなたの大切な人は無事だと言い切れますか」という1文がありました。
この1文には、被災地を何度も訪れているFILMさんの「あの日と同じことを、もう二度と繰り返さないために、被災地から学び続けなければならない」という思いが、ぎゅっと詰まっているような気がします。





DAIKYO PRESSでは引き続きFILMさんの活動に注目していきます。

投稿者:   日時:10:39 | パーマリンク