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運用担当部局:総務課総務係

アンケートから見る講習実施の意義

 本学の普通救命講習受講者(平成15年度)を対象に、受講後の意識の変化を調査し、教師を目指す学生にとっての普通救命講習の必要性と講習を受けることが安全意識、危機対応能力の向上に結びつくのかについて検討した。また、心肺蘇生法経験者と今回初体験者を比較し、経験の有無に意識にどのような影響を及ぼすのかについても検討を加え、以下の結果を得た。

1. 受講経験については、心肺蘇生法は、「ある」と回答した者が昼間部、第二部で各々、89.3%、82.4%と有意に多く、普通救命講習は「ない」と回答した者が各々90.1%、77%と有意に多いことが認められた。

2. 認定証所持の必要性については、「必要」と回答した者が、昼間部、第二部で各々、87.4%、90.5%と有意に多く、特に経験者では、必要と思う者が、昼間部、第二部で各々、95.6%、100%と有意に多いことが認められた。

3. 講習会が安全意識の向上につながるかについては、「つながる」と回答した者が昼間部、第二部で各々、89.3%、93.2%と有意に多く、「つながらない」と回答した者はいなかった。経験者と初体験者を比較すると、経験者の方が、初体験者に比べて、昼間部、第二部で各々、97.9%、100%と、安全意識の向上につながると回答した者が有意に多いことが認められた。

4. 講習会受講が危機対応能力の向上につながるかについては、「つながる」と回答した者が、昼間部、第二部で各々、88.5%、91.9%と有意に多かった。経験者と初体験者を比較すると、経験者の方が、初体験者に比べて、昼間部、第二部で各々、95.6%、100%と、危機対応能力の向上につながると回答した者が有意に多いことが認められた。

5. いざという時心肺蘇生法を実施できるかについては、「できる」と回答した者が有意に多いことが認められた。また、経験者と初体験者を比較すると、経験者の方が、初体験者に比べ、「できる」と回答した者が有意に多いことが認められた。

 以上のことより、教師を目指す学生に普通救命講習を実施することは、大変意義深いと考えられる。また、心肺蘇生法実習経験の有無により、意識に差が生じることが認められ、心肺蘇生法を経験させることと、繰り返し経験させることの重要性が示唆された。

(以上は,大阪教育大学学校安全プロジェクトチームが平成15年度普通救命講習会受講者を対象に実施した調査報告書からの抜粋です。)

 

アンケートから見る講習実施の意義