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運用担当部局:広報室広報係

本学教養学科芸術専攻音楽コースが「第55回定期演奏会」を開催

 本学教養学科芸術専攻音楽コースの学生による「第55回定期演奏会」を11月28日(月),大阪市中央区・いずみホールで開催しました。毎年開かれている恒例の演奏会で,総勢130人の学生・卒業生が練習成果を発表しました。今回は,世界一流のヴァイオリニスト,シモン・ベルナルディーニ氏を特別ゲストに招き,華麗な演奏を披露しました。
 シモン・ベルナルディーニ氏はイタリア・トリノ生まれ。2002年より名門ベルリンフィルハーモニー管弦楽団のヴァイオリン奏者として活躍する一方,欧米各地のオーケストラに招かれてコンサートマスターを務め,ソリストとしての演奏活動も高い評価を受けています。

大阪市中央区・いずみホール

 

 今回の演奏でタクトを振った本学外国人教師のヤニック・パジェ先生とは,共にパリ音楽院に学び,18歳からユースオーケストラで5年間共演し,現在まで親交を深めています。
 ベルナルディーニ氏は,日本の演奏家と共演するのは初めてで,24日(木)から27日(日)までの4日間,柏原キャンパスを訪れ,熱心に指導をし,特に弦楽器の学生に演奏法やテクニックなど細かいアドバイスをしました。指揮者でもある同氏は,学生たちが,自分のパートだけでなくスコア(楽譜)を綿密に検討している姿を見て,「先生方の指導が行き届いており,学生たちの音楽に対する意欲が伝わってきました。ヨーロッパに戻ったら,音楽コースのオーケストラが素晴らしいかったことを周りに伝えたい」と話していました。

世界一流のバイオリニスト,シモン・ベルナルディーニ氏

 当日のプログラムは,オルバーン:ミサ曲第6番(指揮:太田務氏=本学非常勤講師)▽ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調作品77(ヴァイオリン独奏:シモン・ベルナルディーニ氏)▽グリーグ:組曲「十字軍の兵士シグール」作品56より▽ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第2組曲(いずれもヤニック・パジェ先生指揮)
 演奏会では,ヤニック・パジェ先生が作曲した,東日本大震災の犠牲者に対する鎮魂を込めたヴァイオリンとオーケストラのための「桜の涙」が特別に披露され,ベルナルディーニ氏との共演が感動を呼びました。どの演奏にも,大きな拍手と喝采が送られ,来場者からは「管弦楽も素晴らしかったが,最初のミサ曲も荘厳なムードを醸しだしました」という評価の声も上がりました。なお,本公演の入場料の売り上げの一部,134,460円を東日本大震災義捐金として「桃・柿育英会」に寄附しました。 音楽コースでは,定期演奏会等において,この義捐金活動を長期に亘って続けていく予定です。
 ヤニック・パジェ先生は「エキサイティングでいい演奏会でした。ベルナルディーニ氏の指導によって,学生たちの演奏レベルが新しいステップに上がったように思います」と話していました。

 芸術講座音楽コースの教員らは「学生たちは世界的な演奏家から直接指導を受け,共演させていただくことによって大変多くのことを学び,忘れることのできない,大変貴重な経験をしたと思います。このことを是非今後に生かしてほしいと思います」と喜んでいました。

指揮:ヤニック・パジェ先生
シモン・ベルナルディーニ氏(左)とヤニック・パジェ先生が握手を交わす

(企画課広報室)