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運用担当部局:広報室広報係

西村四郎文庫展示会と花篤實名誉教授の講演会を開催

 美術教育講座の教員と大学院生の協力のもと,西村四郎文庫展示会を11月1日から9日まで,本学附属図書館本館にて開催し,合わせて花篤實(けいとく みのる)本学名誉教授の講演会を11月1日に行いました。
 展示会では,西村四郎サクラクレパス相談役から寄贈された明治期の美術教科書等約500点余の中から,美術教育史において特徴的な教科書30点を,閲覧室内に特設したコーナーに展示しました。期間中,美術科教育法の授業に利用され,学生たちが実際に現物を手に取って講義を受ける姿もあり,電子データではない現物のぬくもりを感じてもらいました。
 花篤名誉教授による講演会は,「図工教科書に見る美術教育の流れ : 大阪図画の成立に関わって」と題し,本館2階「まなびのひろば」で開催しました。本学教員・学生をはじめ,本学卒業生や他大学学生,天王寺分館で遠隔受講した職員を含め,約30人が参加しました。
 講演では,はじめに,美術教育界では有名な西村氏のコレクションが東京学芸大学と大阪教育大学に寄贈された経緯について話されました。そして,美術教育界を支えてきた教育美術振興会や,戦後大阪から起こった美術教育の大きな流れである「大阪図画」について,花篤名誉教授が収集した明治期からの教科書や授業風景の写真等の貴重な資料をまじえながら語られました。
 大阪市阿倍野区にあった美術学校と本学とのかかわりなど,美術教育関係者にもほとんど知られていない内容も多く,参加者からは「花篤先生の体験に基づく貴重な講演でとても参考になりました」「ユーモアを交えながら熱く語っていただいたので,2時間の講演はあっというまに終わった感じがしました」等の感想が聞かれました。

展示の様子
美術科教育法の授業の様子
講演する花篤實名誉教授
講演会の様子

(学術情報課)