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運用担当部局:広報室広報係

「第12回スクールリーダー・フォーラム」を開催

 大阪教育大学と大阪府教育委員会・大阪市教育委員会の合同プロジェクトによる「第12回スクールリーダー・フォーラム」を11月24日(土),天王寺キャンパスで開催しました。
 このフォーラムは,学校を支援しスクールリーダーを育成することをめざして,スクールリーダーの「学びの場」を持続的に形成してきました。今回のテーマは「スクールリーダーの学びの場―理論知と実践知の対話」です。「学校づくりの中核を担う教職員」である校長・教頭をはじめミドルリーダーが,自らの実践と学びを振り返り共有する取り組みに挑戦しました。当日は73人の参加者があり,スクールリーダーの学びへの関心の高さがうかがえました。
 午前の第1部に2本の基調講演,午後の第2部に本学の夜間大学院と福井大学の教職大学院の在学生・修了生24名が報告する「ラウンドテーブル」が実施されたあと,「全体報告会」と「総括講演」が行われました。
 午前は,冒頭に本学の栗林澄夫副学長,川村幸治大阪府教育委員会教育監,飯田明子大阪市教育委員会企画担当課長(教育次長代理)による挨拶がありました。続いて,福井大学の寺岡英男理事(副学長)が「実践コミュニティにおけるスクールリーダーの学び」と題して基調講演を行い,教職大学院を設置した経緯とともに,“学校拠点方式”で実践的リーダーを育成することをめざしている同学の取り組みを語りました。次に,本学の大脇康弘教授が「スクールリーダーの学びの場を創る」と題して基調講演を行い,夜間大学院においてスクールリーダーの育成をめざしている経緯と,「学び続ける教師像」の追究,実践的指導力と実践的研究力の両方を追い求めることの意義を語りました。また,大学と教育委員会の協働の重要性を指摘しました。
 午後のラウンドテーブルでは,6人前後のグループ構成で計12グループに分かれて,スクールリーダー2人が自らの実践と学びを語り,他のメンバーが傾聴し,省察を行いました。その取り組みを受け,堺市立堺高校定時制の小山将史教頭,本学の木原俊行教授,大阪市教育委員会の中西正明指導主事が内容を報告しました。本学がスクールリーダーとして育成をめざす「組織的リーダー」と,福井大学が大切にしている「実践的リーダー」(ミドルリーダー)との違いや共通性などが話し合われました。
 このあと,本学の冨田福代教授(教職教育研究センター)が総括講演を行いました。冨田教授は,スクールリーダー育成の重要性を改めて確認したうえで,「理論知と実践知の問題は,教師教育の本質の問題です。異なる角度からこのテーマにアプローチしている福井大学と本学が連携し,全国に発信していくことは意義のあることです。両大学が今後も交流連携していくことが大切です」と強調しました。最後に,大阪府教育委員会の津田仁教育振興室長が閉会挨拶を行いました。
 参加者からは「福井大学が取り組んでいるラウンドテーブルは,学校現場や教育のことをいろいろな角度からフランクに語ることができ,とても楽しく学ぶことができました。刺激的でした」との感想があり,「次回も参加したい」と期待の声がありました。

福井大学の寺岡英男理事(副学長)
大脇康弘教授の講演の様子
ラウンドテーブルの様子
冨田福代教授

[左上写真]福井大学 寺岡英男理事(副学長)
[右上写真]大脇康弘教授による基調講演
[左下写真]ラウンドテーブルの様子
[右下写真]冨田福代教授

(総務企画課総務広報係)