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運用担当部局:広報室広報係

キャリアデザインの授業で言語聴覚士の花家薫氏が講演

 言語聴覚士で本学卒業生の花家薫氏が,7月1日(火)の教養基礎科目「キャリアデザインII―社会とキャリア―」の授業で,ゲスト講師として教壇に立ちました。花家氏は本学を卒業後,専門学校に通って国家資格である言語聴覚士を取得し,現在は堺市役所の長寿社会部高齢施策推進課に勤務しています。脳卒中や認知症などにより言語機能や聴覚に障がいのある患者へのリハビリテーションに携わるほか,地域のグループ活動にも貢献しています。
 行政で働く理由について「公衆衛生という分野に興味があったから」と話す花家氏。国や市の関係者と連携することですべての取り組みがつながりをもち,市民へ公正公平にサービスを提供できることがその魅力です。さらに専門職ならではの強みを,「個々の症例に応じて,予後予測を交えた具体的な指導,助言ができること」と語りました。
 また,堺市で働く傍ら,平成22年に本学大学院健康科学専攻修士課程を修了し,今年の4月からは神戸大学大学院保健学研究科博士後期課程で学んでいます。「仕事との両立は大変ですが,理論と実践の反復はキャリアの形成につながります」と意欲的です。
 学生には「チャンスを作り,活かすには,事前の準備と普段の信頼関係の構築が大切です。タイミングを逃さず,相手の懐に飛び込む勇気をもってください」とアドバイスを送りました。
 100人近い学生がこの講演を聴き,「リハビリテーション専門職への進路を考えていたので,将来の指針になりました」「行政の専門職に関心があったので,実際に仕事に従事している人の話が聴けて参考になりました」と自身の将来へ影響を受けている学生も見られました。

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[左写真]言語聴覚士の花家薫氏
[右写真]講演の様子

(総務企画課)