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    朝日新聞社主催の自由研究コンクールで附属天小の生徒が文部科学大臣賞を受賞
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朝日新聞社主催の自由研究コンクールで附属天小の生徒が文部科学大臣賞を受賞

 第34回「海とさかな」自由研究・作品コンクール(朝日新聞社,朝日学生新聞社主催)で,附属天王寺小学校4年生の善明宗一郎(ぜんみょうそういちろう)さんが,文部科学大臣賞を受賞しました。受賞作は,自由研究「ぼくのナキオカヤドカリ2015」で,過去2年も朝日学生新聞社賞に輝いており,3年連続での入賞となりました。「景品にディズニーランドの招待券があるので,家族で遊ぶのが今から楽しみ」と嬉しそうに語ります。
 善明さんとナキオカヤドカリとの出会いは,夏祭りの屋台。ちょこまかと動く姿に一目ぼれし,「やどちゃん」と名付けて,砂浜と海水による人工海岸を水槽に作り,その日から観察日記をつけ始めました。
 昨年度までは生態観察が主体でしたが,今年度は研究を一歩先へ進めました。「これまでの観察から,海水を蓄えて身体をふやかす,砂浜に潜っては出てくるを繰り返すなどの生理現象が起こると脱皮が近いことがわかった。ただ,砂に潜って脱皮する最中に,仲間の爪が当たって死んでしまう事態が頻発したので,どうにかして守りたかった」と当時の心境を振り返ります。そこで,脱皮が近いヤドカリを砂浜とともに市販のスケルトンケースに入れ,ネットを張ることで仲間の侵入を防ぎ,安全な脱皮に成功しました。

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 「よく食べる子もいれば,人見知りな子もいて,人間と同じくそれぞれに個性があってかわいい。安全な脱皮方法を考え出したのも,それが原因でやどちゃんが死んでしまい,胸が痛んだから」と考案の動機を語ります。
 今後の意気込みを聞くと「ナキオカヤドカリは産卵時の生態に謎が多いので,産卵に成功して解明したい。疑問から新しい発見が生まれるのが楽しいので,将来は研究者になりたい」と心を躍らせていました。

[写真]文部科学大臣賞に輝いた善明宗一郎さん