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運用担当部局:広報室広報係

附属平中生がJICA主催のエッセイコンテストで審査員特別賞を受賞

 「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2015」が開催され,中学生の部40,119点の応募の中から,附属平野中学校1年生の岡本昂明ハミッド(おかもと あみん はみっど)くんが審査員特別賞に輝きました。同コンテストは,開発途上国の現状や,日本との関係について理解を深め,国際社会の中でどのように行動すべきかを考えることを目的に開催され,今回で20回目を迎えます。
 岡本くんの受賞作「ピース・オブ・平和(ピース)」は,自身の差別体験から平和への願いを綴った作品です。スーダン人の父と日本人の母を両親に持ち,幼いころ肌の色を理由にからかわれたことから,岡本くんは,人種や文化,信条など,価値観の違いによる違和感が,人をいじめという行動に走らせるのだと分析しました。「では,万国共通の価値観は何かと考え,それは大切な人を思いやる心だと思いました。対話によって違いを乗り越え,お互いが思いやりの心を持てたとき,差別のない,世界中の人々が笑い合える社会が実現できるのではないかと考えました」と結論に至るまでの心情を語りました。
 今まで作文で大きな賞を取ったことがないので驚いたという岡本くんですが,家族の反応を聞くと,「両親はともに飛び上がって喜んでくれました」と白い歯がこぼれました。2月に東京都内で行われた表彰式に足を運んだ際には,併催されたフォーラムでの,アジアの貧しい地域で医療従事する医師の話に感銘を受け,「ぼくも将来は海外に飛んで,医者や教師など,現地の人たちの役に立つ仕事につきたい」と新たにできた夢に胸を膨らませていました。

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[左写真]表彰状を手に笑顔いっぱいの岡本くん
[右写真]表彰式での岡本くん(後列左から6番目)

(広報室)