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運用担当部局:広報室広報係

「学校のコラボレーション」をテーマにフォーラムを開催

 第16回スクールリーダー・フォーラムを,11月12日(土)に天王寺キャンパスで開催し,学校教職員,指導主事,大学教員など97人が参加しました。
 スクールリーダー・フォーラムは,学校づくりの中核を担う教職員であるスクールリーダーの学びの場を創出することを目的としています。今回は「学校のコラボレーション:協働・持続・創発」をテーマに,大阪教育大学と大阪府教育委員会・大阪市教育委員会との合同プロジェクトとして,福井大学教職大学院,鳴門教育大学教職大学院の協力を得て開催されました。
 第1部では,始めに入口豊本学理事・副学長,和田良彦大阪府教育庁教育監,大継章嘉大阪市教育委員会教育次長が,長年にわたるフォーラムの意義とスクールリーダーへの期待を述べました。
 同志社女子大学の水本徳明教授が基調講演し,「学校における創発性の高いコラボレーションを実現するには,個人レベルで高い自律性を持ち,組織における不確実性が受容されることが必要であり,ダイアローグ(対話)がカギとなる」と提起しました。次に,学校現場から,大阪市立咲くやこの花中学校高等学校の森知史校長が,併設型中高一貫教育校における連携について「進路マニュアル」作成を中心に報告し,大阪府立港高等学校の吉田景一校長が,同窓会とコラボしたキャリア教育の実践を報告しました。このあと,本学の田中紘二名誉教授と大木愛一教授(実践学校教育講座)によるピアノとチェロの共演が行われ,参加者は音の世界に浸りました。
 第2部は,ラウンドテーブル方式で,参加者が5~6人のグループに分かれて,学校づくりの実践を「語る・聴く」取り組みを行いました。30人の報告者は校長,教頭,ミドルリーダー,指導主事,大学教員と多様で,校種・職位・地域の異なるメンバーにじっくり物語り,聴き合いました。
 続いて,東京学芸大学の末松裕基講師が総括講演しました。多職種による連携・協働は難しいことを前提に,「地域覚醒」としての学校教育を構想する未来志向が必要であり,スクールリーダーがコラボレーションを通して学校を強化すべきと問題提起しました。
 最後に,文部科学省の福島崇企画官が,「スクールリーダーが『チームとしての学校』を創ることを期待したい」と述べたあと,本学の大脇康弘教授(連合教職大学院)と深野康久教授(連合教職大学院)が閉会のあいさつをしました。
 フォーラム参加者からは,「自身の学校での取り組みを報告し,改めて振り返る契機になった。次に繋げていけるような共感やアドバイスをもらうことができて有意義だった」「小中高支援と校種が違っても,根っこにある思いは同じであり,共通した悩みがあるとわかった」との声が聞かれました。

基調講演を行う水本教授
ミレニアムホール会場の様子
ラウンドテーブルの様子
総括講演を行う末松講師

[写真左上] 基調講演を行う水本教授
[写真右上] ミレニアムホール会場の様子
[写真左下] ラウンドテーブルの様子
[写真右下] 総括講演を行う末松講師