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運用担当部局:広報室広報係

谷川特任講師が日本水泳・水中運動学会で優秀論文賞を受賞

 フィンスイミングの選手としても活躍する,本学スポーツ科学講座の谷川哲朗特任講師が,日本水泳・水中運動学会(10月21日・22日開催,場所:ナショナルトレーニングセンター・国立スポーツ科学センター)のポスター部門で最優秀論文発表賞を受賞しました。同学会は,競泳,シンクロナイズドスイミング,水球など,水泳及び水中運動に関わる調査研究を中心に行う学術組織です。
 谷川特任講師は,パラリンピックのロンドン大会およびリオデジャネイロ大会の日本代表チームにレース分析スタッフやコーチとして参加し,障がい者水泳に深くかかわってきました。指導の中で,片腕のひじから先を欠損している選手から「クロールでのゴール時に距離が遠い場合,そのまま健常の腕を伸ばしてタッチするか,健常の腕をストロークして欠損している腕でタッチするか迷う」という悩みを聞きました。そこで,パラリンピックに出場経験のある選手の協力を得て,どちらでタッチするほうがタイムが早いかを検証。様々な局面をビデオ分析した結果,どのような状況下でも健常側の腕でタッチしたほうが早いことがわかり,それを論文として発表しました。
 この研究結果について谷川特任講師は「リオパラの50m自由形・男子で日本人選手が0.05秒差で3位でした。ゴールタッチの差で順位が入れ替わる可能性があり,今後の指導方法として広く伝えていきたい」と話しました。また,受賞については「本学の学部学生時代にバタフライのゴールタッチを研究しました。今回はその応用的な研究で,このような素晴らしい賞をいただけて光栄です」と喜びを語り,「引き続き,研究,指導,競技の3分野で全力でがんばりたいです」と意気込みました。

賞状と盾を手にする谷川特任講師(右)

(広報室)