携帯ウェブサイト
運用担当部局:広報室広報係

シンフォニーホールに「復活」が響く 第61回定期演奏会

 教育協働学科芸術表現専攻音楽表現コース・教養学科芸術専攻音楽コースによる「第61回定期演奏会」が11月29日(水),ザ・シンフォニーホール(大阪市北区)で開催されました。今回は日本センチュリー交響楽団やドイツ・ヴュルテンベルクフィルハーモニー管弦楽団,山形交響楽団など国内外で活躍する飯森範親氏を指揮者に迎え,マーラーの交響曲第2番『復活』を演奏しました。オーケストラ約100人,コーラス約70人による大編成で,約1時間20分におよぶ大作を披露しました。
 開演前のロビーでは,チューバ3人による『チューバトリオ』(山岸和正作曲)と,フルート7人が交代でソロパートを担当する『チェンジズ』(マウリー作曲)が演奏され,観客を出迎えました。
 『復活』は,引き締まった弦楽器の音でスタート。第1楽章後に長いポーズ(休止)を取った後は,間を入れず第5楽章の歓喜のフィナーレまで一気に駆け抜けました。
 アルトソロを務めた林真衣さん(大学院芸術文化専攻1回生)は,演奏を終えて「終わってしまって寂しいという気持ちが大きいです。飯森先生には音程や音色だけでなく,ドイツ語の発音や響き,歌詞の表現についても指導して頂き,大変勉強になりました。本番終了後には,数えきれない方々に声をかけて頂きました。本当に幸せです」と感謝の気持ちを語りました。観客は「バーンスタインを思い起こさせる素晴らしい演奏だった」「合唱や舞台袖のファンファーレの深い響きが立体的で,奥行きを体で感じることができた」「これから復活の春を迎えるために冬に向かう,芸術の秋にぴったりな素晴らしい曲で感動しました」などと感想を話しました。
 今回の公演のために,7回もリハーサルに足を運んだ飯森氏は,演奏した学生に対して「本番独特の雰囲気に飲まれて,ミスもあったかもしれません。でも,どんな音を出して,どんな風に表現したいかを『考えてくれた』ことが非常に嬉しい。マーラーは十数回演奏していますが,バンダ(離れた位置から演奏する小規模アンサンブル)があんなに上手くいったことはなかった」と喜び,「リハーサルで伝えたことはプロのオーケストラに伝えていることと同じ。これだけの成果を出せたことに自信を持ってほしい」と激励しました。

マーラー「復活」の演奏の様子
ロビーコンサートの様子
*

(広報室)