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運用担当部局:広報室広報係

「教師の学び舎」特別講座を実施

 「教師の学び舎」特別講座を4月20日(土),ゴールドラット・ジャパンCEOの岸良裕司氏を講師に招いて天王寺キャンパスで開講し,学校教員や大学院生ら約30人が受講しました。
 岸良氏は,物理学者エリヤフ・ゴールドラット博士の愛弟子として,博士が唱えたマネジメント理論「TOC(Theory of Constraint=制約理論)」を,セミナーやコンサルティングを通じて,さまざまな産業界の課題解決や行政改革に活用し、成果をあげています。今回は「学校のお悩み解決ワークショップ 第3回チームビルディング」と題し,参加者から「良い子で居続けることに疲れて,学校生活がしんどくなる生徒が見られるようになった」「このような生徒を支援するため、個々に活動している教員をチームとして機能的に活動させるにはどうすればよいか」といった学校現場の悩みを題材にして,TOCの手法により,それぞれの効果的な業務の進め方を検討しました。
 岸良氏は,「何らかの変革を起こそうとする時には,「何を変えるか?」「何に変えるか?」「どうやって変えるか?」を明らかにする必要があります」と解説。「何を変えるのか?」は,一般には「問題」という言葉で表現され,それはある問題に起因する症状にすぎないことが多いとし,それらは症状なのか,それとも解決すべき問題なのか,これをまず明確に定義することが必要と語りました。 
 ワークショップでは,学校現場の悩みを題材に,「何を変えるか?(望ましくない現象は何か?)」,「何に変えるか?(望ましい現象は何か?)」を全体で議論しました。その結果,日常では目的を曖昧にしたまま,症状を抑える対処にいかに気を取られているかを参加者は実感することができました。
 最後に岸良氏は,「皆さんがそれぞれの職場で,ワークショップで得た学びや気付きを活かした取り組みを実施してほしい」と受講生を激励しました。
 受講生からは「本日学んだTOCの手法を活用して,今まで曖昧なまま放置してきた問題を解決したい」「ワークショップを通して,質問をして考えさせる大切さや楽しさを感じることができた」「成長を妨げる要素を踏まえて,生徒に自信をつけさせるサポートを今後していきたい」との感想が寄せられました。

講演するゴールドラット・ジャパンCEOの岸良裕司氏
ワークショップの様子

(広報室)