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運用担当部局:広報室広報係

講演会「タイムスリップ 理科の教科書」を開催

 講演会「タイムスリップ 理科の教科書」を11月13日(水),柏原キャンパス附属図書館で開催し,学生・教職員ら28人が参加しました。
 この講演会は,戦前・戦後の教科書を多数所蔵している附属図書館が,教員を目指す学生にその学術的価値を知ってもらうことを目的に企画したもので,理科の文部省著作教科書(*)の研究に長年興味をもっている科学教育センターの仲矢史雄教授が講師を務めました。
 講演で仲矢教授は,文部省著作教科書の実際のページを見せながら「アミノ酸しょうゆ」という単元で,学習者が大豆・塩酸・重曹から「アミノ酸しょうゆ」を作り出す状況が設定されていたことなど当時の教科書が,様々な状況を設定した問題解決型の物語仕立てになっていることを解説。続いて,教科書どおりに「アミノ酸しょうゆ」を作れるか仲矢教授が実演しました。また,教科書の歴史的背景の説明では,当時の単元「きんぎょ と めだか」にあったメダカの雌雄の見分けが現在の教科書まで残っている経緯について,解説がありました。
 今回解説された文部省著作教科書は,本学附属図書館デジタルコレクションで利用することができ,仲矢教授は「貴重な資料のため,是非見てほしい」と締めくくりました。
 参加者からは「初めて見る教科書だったので,来てよかった」「昔と今の教科書の違いなど,知らないことが多かった」と感想が寄せられました。

(*)文部省著作教科書…戦後、教科書検定制度が確立するまで使用されていた

実際の教科書本文を見せながら解説する仲矢史雄教授
教科書通りに「アミノ酸しょうゆ」が作れるのか実演
完成した「アミノ酸しょうゆ」を味見する学生

(学術情報課)