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運用担当部局:広報室広報係

香芝市・大教大共同研究プロジェクト研修会を実施

 香芝市教育委員会との共同研究の一貫で同市教員対象の研修会を8月6日(木)に柏原キャンパスで実施しました。
 本学では令和元年度から「データを活用した教育の質改善プロジェクト(代表:鈴木剛教授)」を立ち上げ,その取り組みの一つとして本学と香芝市教育委員会と「大学連携によるデータを活用した香芝市学力向上推進研究事業」をテーマに共同研究を進めています。
 香芝市及び奈良県では,全国学力・学習状況調査による高い無回答率の克服を課題としており,理数情報教育系の仲矢史雄教授によるデータ分析でこの要因の一つとして「子どもたちの読解力」の向上が明らかになったことをうけて,令和2年度は特に国語科に焦点を当てた研究を推進しています。そこで今回は,「説明文的文章の読解力を養成し深めるための国語科からのアプローチ」と題した研修会を実施しました。子どもたちが説明文の読解力をつけるための授業づくりに関する講義とワークショップからなるこの研修会には,香芝市の小学校の教員23人が参加しました。
 講師を務めた多文化教育系の井上博文教授は,「説明文の読解力をつけるためには,子どもたちが説明文スキーマを身につけていくことが有効ではないか」「日頃から子どもたちが表現したことに対して先生がポジティブな反応を返すことで,子どもたちは積極的に表現しようという気持ちになる」と話しました。その後のワークショップでは,講義で説明のあった内容を参考に,参加者が日頃使用している教科書の単元を題材とした教材研究を行いました。
 研究指定校の公開授業での指導・助言等を通して,引き続き香芝市の子どもたちの読解力養成に向けた研究を進め,この後,事前の学力調査と学習アンケートを実施し,年度末に予定している事後調査と比較する仲矢教授によるデータ分析を行う予定です。

研修会の様子
講演を行う井上教授

(学術連携課)