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運用担当部局:広報室広報係

デジタル連絡帳に関する教員研修会を開催

 教員を対象にした「デジタル連絡帳」に関する研修会を8月20日(木)に附属特別支援学校で開催しました。
 学校における校務を効率化して教員の負担を軽減するための「統合型校務支援システム」は,現状では,特別支援学校や幼稚園を対象にしたものは普及していません。このため,「デジタル連絡帳」は,学校・教師・保護者がパソコンやスマートフォンなどを通じて児童生徒の学習や家庭における各種の活動をリアルタイムで写真や動画も含め共有することを目的として開発されました。
 研修会当日は,7年前に「デジタル連絡帳」を開発し実践研究を続けている京都教育大学附属特別支援学校の中川宣子教諭が講演を行い,クラウドサービスを活用するアプリを開発したサイボウズ株式会社担当者が説明を行いました。
 中川教諭からは,デジタル連絡帳を開発した当時の経緯と,リアルタイムでデジタル情報を共有する効果や児童生徒及び保護者,教員の変化などが具体的な事例をもって紹介されました。保護者側は,今までノートでしか知りえなかった子供たちの学習活動が写真付きで共有できることによる安心感と学校への信頼感がより増えたこと。教員側からは担任や学年を超えて子供たちの情報が分かることや家庭における学習やお手伝いの様子が共有できること。加えて,子供たち同士もお互いの活動を知ることによって新しい活動にチャレンジする気持ちが芽生えるなどそれぞれに大きな効果があることが実証されています。
 参加した須田校長や教員からは,「迎えの時間が急遽変更になった場合の対応はどのようにするのですか」「写真や動画などのデータ量が増えた場合はどうするのですか」「各教室のネット環境やPC端末は新たに整備されたのですか」などたくさんの質問が出され活発な情報交換が行われました。
 最後に,中川教諭から「学習指導要領に基づく評価や個別の学習計画などもデジタル化して,それぞれのデータを包括的に活用できるようにしたい」との意見が出されました。両校の連携がさらに進むことにより,特別支援学校における「新たな学び」を実現することが期待されています。

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(附属学校課)