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    「2020年度ダイバーシティ研究環境実現 中間総括シンポジウム」オンライン開催
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運用担当部局:広報室

「2020年度ダイバーシティ研究環境実現 中間総括シンポジウム」オンライン開催

 本学は,平成29年度採択の文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(牽引型)」(代表機関:大阪市立大学)に,和歌山大学,積水ハウス株式会社とともに共同実施機関として参画して4年目になります。この事業の中間総括としてこれまでの成果を報告し,海外の先進事例から更に取組を進展させることを目的とした「2020年度ダイバーシティ研究環境実現 中間総括シンポジウム」に,栗林澄夫学長と鈴木真由子教授(男女共同参画担当学長補佐)が登壇しました。
 オンラインで2月26日に開催されたシンポジウムの開会挨拶では,4機関長がそれぞれ登壇し,栗林学長も機関長として挨拶を行いました。
 第1部では,イギリスで創設されたジェンダー平等推進のための大学の認証制度「アテナスワン顕彰」に加盟し,全学的に女性研究者の上位職比率向上に取り組んだ成果について,イギリスのサラ・E・モール氏(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL) 総長付ジェンダー平等特使,分子細胞生物学研究所 教授)が講演しました。続いて,アメリカのモリー・カーンズ氏(ウィスコンシン大学マディソン校WISELIディレクター,医学部 教授,女性健康研究センターディレクター)は,「色の名前と文字の色があっていない場合には,無意識に何色かを認識するために情報が干渉し合って,色の名前と文字の色があっているときと比べて読むのに時間を要する」というストループ効果を例に出しながら,「我々が持っているジェンダーの固定観念は,暗黙の先入観に大きく影響を与える」と話し,ジェンダーの固定観念がもたらす女性のキャリアの障壁とその解消方法について説明しました。
 第2部では,「女性リーダー育成と上位職登用の現状と課題」についてのパネルディスカッションが行われ,鈴木教授がパネリストとして登壇し,事業での成果や課題について報告しました。フロアー(視聴者)からの「教育が重要」という意見に,鈴木教授は,「大学の研究環境実現のためダイバーシティの取組を進めていくと同時に,教員養成大学の役割として,アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)やダイバーシティについて,学生の基本的な学びの中に,今後も一層重要なものと位置づける必要がある」と意見を述べました。

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2021年3月9日掲載
(人事課)