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    大学院教育学研究科の院生が算数・数学デジタル教科書について研究成果を発表
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運用担当部局:広報室広報係

大学院教育学研究科の院生が算数・数学デジタル教科書について研究成果を発表

 2021年4月に改組された大学院教育研究科の国際協働教育コースの院生が,7月16日(金)に柏原キャンパス附属図書館東京書籍Edu Studio(エデュスタジオ)(*)において,算数・数学のデジタル教科書の研究成果の発表を行い,東京書籍株式会社の松本厚志氏や,本学の教職員・学生16名が参加しました。これは,数学教育部門の上出吉則特任教授が担当する「日本における教科の内容と指導法(数学)」の授業の一環で,中国からの留学生である発表者2名が,日本の算数・数学のデジタル教科書の内容を調査・研究し,日中間で国際比較したものです。
 発表会では,プログラマーとしての職務経験もある黄 周宇(こう しゅうう)さんが,日本のデジタル教科書の小学校算数のプログラミング教育について解説した後,子どもの学習に関する保護者意識について国際比較しました。続いて,陸 博雅(りく はくが)さんは,日本のデジタル教科書の中学校数学の「三平方の定理」について調査した後,中国の従来型数学教科書の国際比較をしました。中国では「勾股定理」や「商高定理」などの名称が使われ,中国古代の数学書でもこれらの定理が取り上げられていることや,中国教科書における単元計画や教材のレイアウトの違いなども紹介されました。
 発表終了後,森田英嗣附属図書館長は,「今回の講義での研究発表は興味深く,デジタル教科書という研究テーマに対しても,東京書籍Edu Stadioを大変有効活用してくれました。これからも,積極的に附属図書館を活用してもらいたいです」と話しました。参加した学生からは,「日本と中国という国際比較は初めてで違いに驚きました。時代に合わせた新しい教育の重要性に改めて気づくことができました」などの意見が寄せられました。
 上出特任教授は「今回の発表では,日本国内では得がたい貴重な情報も得られ,算数・数学のデジタル教科書の調査を基に日中間の国際比較をすることで,数学教育の本質に迫る質の高い学びを実現する講義となりました」と総括しました。

*東京書籍Edu Studio(エデュスタジオ)は,本学学生・教職員が自由に利用できる「デジタル教科書体験コーナー」や「教科書ライブラリー」が設置された施設。2020年4月に東京書籍株式会社と本学で包括連携協定を締結,続けて9月にネーミングライツに関する協定を締結し,本学の柏原キャンパス附属図書館及び天王寺キャンパス附属図書館天王寺分館に設置された。

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川端入試アドバイザーによる講義の様子

2021年7月30日掲載
(教育学研究科)