附属特別支援学校防火・防災学習を、大阪市消防局平野消防署、大阪市平野区役所安全安心まちづくり課、喜連地域連合の協力を受け、10月11日(水)に同校で実施しました。
はじめに児童生徒らが、教室で過ごしているときに地震が発生したという想定で、運動場に避難しました。続いて、武市佳代平野区長、松前篤志平野消防署長が挨拶を述べた後、小学部、中学部、高等部に分かれて、煙幕体験、避難所体験、応急手当体験、水消火器・バケツリレー体験、消防車体験、毛布担架体験、救急救命講習(高等部のみ)に取り組みました。
訓練終了後、平野消防署や平野区役所、喜連地域連合からは「どの体験プログラムでも、子どもたちがとても意欲的に取り組んでいて、すばらしいと思いました」「みんな楽しく取り組んでくれていることがうれしい。これからもこの取り組みを続けていきたい」「私たちにとっても障がいのある人への理解が深まる機会となって、とてもありがたかった」などの声が寄せられました。
今回の訓練を企画した同校の丹沢正太教諭は「前回よりもプログラムの数が増えて、とても充実した内容となりました。次年度はぜひ、平野地区の附属四校園と共同開催を検討したい」と展望を語りました。岩﨑弘副校長は「今後も防災に関する知識とスキルを共有し、協力し合いながら、平野における防災コミュニティを築いていきたいと思います」と述べました。
松前平野消防署長による挨拶
消防車体験の様子
水消火器を使用する様子
毛布担架体験に取り組む様子
(附属特別支援学校)