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2021.09.14

府立高校教員を対象に第3回「教師の学び舎」を開講

 「教師の学び舎(第12クール)」の第3回講座を9月11日(土),大学院連合教職実践研究科の庭山和貴准教授(高度教職開発系)が講師となりZoomで開講し,府立学校教員約30名が受講しました。
 「教師の学び舎」は,「府立高校教職コンソーシアム」の加盟校及び大阪府内の公立高校の教員を対象に実施するもので,今年度は「新学習指導要領の着実な実施のために~Society5.0 時代の教育を見据えて~」をテーマに計3回の計画で開講し,今回で第12クールの最終回となります。
 庭山准教授は,学校規模ポジティブ行動支援や応用行動分析学に基づく学習支援を専門とし,「個別最適化に向けた学習の創造と子どもの支援について」をテーマに説明しました。
 講義は,学習目標(何が出来るようになるか)を定めることの大切さやその達成を妨げる要因などについて説明し,それらを克服するための効果的な指導法について,3回のグループワークを活用し情報共有を行いました。グループワークは担当教科別に分けられ,参加者たちは比較的同じ経験を持つことから積極的な議論を行いました。
 受講生からは「グループワークが3回もあり,担当教科も同じだったため,これからに活かせる話も多く,充実した時間となった」「1人1台端末整備に向けて,自分のやりたいこと,挑戦してみたいことなどに少し展望を持つことができました」などの感想が寄せられました。

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2021年9月14日掲載
    (広報室)