大阪教育大学への提言委員会を、12月16日(金)に天王寺キャンパスにて実施しました。 この委員会は、本学の役職員以外で大学に関し広くかつ高い見識を有する委員により組織され、教員養成の質向上を図ることを目的に、学部・大学院のカリキュラム、高大連携と入試制度改革、附属学校園の役割、養成する人材像、現職教員の再教育のあり方等について提言するものです。
今回は、島根県立大学の清原正義学長が座長を務め、大阪府・大阪市・堺市の各教育委員会教育監、府の中・高の校長会会長及び岡本幾子学長をはじめとする本学役員らが出席しました。
初めに、岡本学長から挨拶があった後、廣木義久理事から学部と大学院の一体的改組について説明が行われました。 続いて、「教員免許更新制廃止後の新たな教員研修の在り方について」をテーマに、意見交換が行われました。各委員の意見をまとめ、清原座長が「大阪教育大学が開発している教員研修システムを各教育委員会の研修体系のどこに位置付けるか、教員のキャリア形成に即した内容が必要である。また、研修が学部教育及び大学院教育にリンクしていくことで研修と教育の境目がなくなっていくのではないか。これらを検討し発展させていただきたい」と提言しました。 この提言を受け、岡本学長は「教員養成フラッグシップ大学として取り組んでいるオンライン教員研修をより有効に機能させるために、皆様のご意見ご指導を引き続きよろしくお願いします」と応えました。
大阪教育大学への提言委員会の様子
大阪教育大学への提言委員会の様子(中央、岡本学長)
(総務課)