教師をめざす高校生の育成プログラム「教師にまっすぐ」の修了式を実施

2022.12.27

教師をめざす高校生の育成プログラム「教師にまっすぐ」の修了式を実施

 教師をめざす高校生が志をより確かなものにするためのプログラム「教師にまっすぐ」の第6回修了式を12月24日(土)に柏原キャンパスで実施しました。これは、大阪府立高校42校で構成する「府立高校教職コンソーシアム」(*)の加盟校の2年生を対象に実施するもので、7年目となる取組です。

 まず初めに、大学生4名の進行により、高校生らはそれぞれ自己紹介を兼ねたゲームに取り組むなど、アイスブレイクを行いました。続いて、坂本俊哉学長補佐が開催の挨拶を述べました。その後、学校教育部門の池嶋伸晃教授による講義「教師にまっすぐを振り返って」を受講した後、第5回同プログラムの課題である小論文の講評及び表彰を行いました。
 45件の小論文から優秀賞として6作品が選ばれ、その中からグッドモデル小論文に選ばれた大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎の木村希湖さんが「不登校は悪か、また不登校児童生徒への対応について」と題した小論文を、同校平野校舎の西山歩佳さんが「正しい鉛筆の持ち方の必要性」と題した小論文をそれぞれ朗読しました。

 最後に「教師にまっすぐ」受講後の感想を交流し、今回、学んだことや感じたことを発表しました。その発表を受け、大学生からは激励の言葉が送られ全日程を終了しました。
 参加した高校生からは、「教師になりたいと思っている他校の生徒たちの意見を聞くことができて良い経験になりました」「大学生との交流が多く、色んな考え方を聞く事やいただいたアドバイスが自分自身のためになったと思います」などの感想が寄せられました。

 
(*)府立高校教職コンソーシアムは、すぐれた資質を備えた次代を担う魅力ある「教員」を育てるために、大阪府立高等学校が2014年末に結成。2022年12月現在、42校が加盟している。

 

 


アイスブレイクの様子


小論文の優秀賞表彰の様子(左、坂本学長補佐)

 
記念撮影

(広報室)