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2011.02.17

「国立大学法人大阪教育大学における男女共同参画推進指針」が制定しました。

 本学は今年2月15日,「国立大学法人大阪教育大学における男女共同参画推進指針」を制定しました。この推進指針は,本学がジェンダー平等の視点に基づく男女共同参画を推進するため,基本理念と基本方針からなる行動目標を定めたものとなっています。
 男女共同参画社会とは,「男女が,社会の対等な構成員として,自らの意思によって社会のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され,もって男女が均等に政治的,経済的,社会的及び文化的利益を享受することができ,かつ,ともに責任を担うべき社会」(男女共同参画基本法,平成11年6月23日法律第78号)です。
 本学では,2010年1月1日に男女共同参画推進担当学長補佐を配置し,同年6月に大阪教育大学男女共同参画推進会議,7月には同推進会議のもとに企画専門部会を設置しました。
 指針制定までに,企画専門部会では,まず、他大学の男女共同参画実態調査,学内web調査・聞き取り調査,両立指標等による分析など、本学の男女共同参画の現状把握をしつつ、附属図書館内の授乳室やオムツ交換台を設置するなどの学内子育て支援設備の整備,出産・育児・介護相談窓口の設置等々の個別具体的な活動を行いました。また,男女共同参画に関する啓発活動としては,教職員セミナー(講師:朴木佳緒留神戸大学男女共同参画推進室前室長)を実施したほか,大学webサイトに男女共同参画のページ制作,宣伝ポスター(PDF624KB)作成,附属図書館推進コーナー設置などに取り組みました。
 これらの現状把握や設備の整備と啓発活動を通じて,推進指針の制定に至りました。
 来年度は,この推進指針に基づき具体的な行動計画策定を目指しています。
 なお,今回の推進指針の制定とあわせて,3月28日には男女共同参画推進会議企画専門部会から男女共同参画に関する本学の現状と平成22年度の取り組みを記録し,次年度への課題整理を盛り込んだ報告書が出される予定となっています。