エッセイ

恩師への手紙
2020/08/24
人生が変わった出会い
 

先生と出会って今年で6年目になります。出会った日は高校の入学式でした。見た目が厳ついから怖いのかなと思っていましたが、話すとすごく優しくて生徒想いな先生でした。生徒のことを常に考えていて、何事も一生懸命な先生を見て、はじめて学校というものを好きになることができました。

先生への不信感から学校が嫌いで、皆勤賞だったのにもかかわらず思い出のない小学校、部活動しか思い出のない中学校と、教師という職業にほぼ無縁の自分が教師に憧れたのは先生がきっかけです。こんなにも自分を思ってくれる先生がいる、応援してくれる先生がいると思えたことで、学校が好きになり、今では先生のような生徒想いで、学校には居場所があると生徒に思ってもらえるような、何事も生徒と一生懸命になれる教師になりたいと思っています。

高校時代は部活でもなかなか思うような結果が残せず、高校で競技を辞めようと思っていた自分に、「大学でも頑張って、全国で勝ってるお前が見たい」と言ってくださったおかげで、今大学でも頑張っています。勉強面でも高校時代は苦労し、迷惑ばかりかけましたが、大学では自分の好きなことを見つけて学ぶことができています。勉強面でも部活面でもまだまだ結果は残せておらず、心配ばかりかけていますが、大学生活残り1年半で成長し、必ず立派な教師になって、先生と一緒に働くという夢を叶えられるように頑張ります。部活面でも必ずレギュラーになって、全国で勝ちます。なのであともう少し応援していてください。必ず恩返しします。最後に、自分の人生を変えてくださってありがとうございます。本当に感謝しています。