
国語教育専攻
専攻の目的
国語教育専攻では、学部で培った教養と基礎的知識の上に立ち、国語科に関わる専門分野並びに国語科教育の実践についての理論と応用についての研究能力を養成し、教育の場において指導的な立場で、ことばの教育研究を意欲的に推進できる人材を養成することを目的としています。そのために、専攻に国語学、日本文学、国語科教育学の3つのコースを設け、それぞれの専門分野に関する研究を精緻に行なうとともに、確かな国語力の基盤の上に、多様な国語教育の現場の要請に応え、有効性のある実践力を有し、広い視野と柔軟な思考力に支えられた倫理観の高い教育者の養成を目指します。
概要・特色
本専攻は、国語学・日本文学・国語科教育学の3コースからなり、コース相互の緊密な連携によって特色ある教育・研究活動を行っています。
言葉と教育について研究を行うという方は、是非、大阪教育大学大学院国語教育専攻に着目してください。
1年次の大学院生が、どのような毎日を過ごしているかを紹介しましょう。
月曜日 授業は午前中だけ。金曜日1限目の国語教育論Ⅰのレポートが当たっているので、午後は、図書館で発表資料に使う文献を読む。そのあと、借り出した文献とノートパソコンを院生控室に持ち込んで、発表資料作り。学内LANに繋いでWEB検索ができるのは、便利だ。研究者の名前の読み方が分からなくて、授業中困ることがあったけれど、検索すれば読み方が分かる。「かきうち」と読んで笑われたことは、もう過去のことだ。
火曜日 2・3・4限が講義。レポートを聞いている間に意見や助言を考えなければならないので、緊張する。
現職教員の○○さんは、現場の体験を元に意見を発表する。留学生の○○さんは、中国の国語教育と日本の国語教育を比較する意見を発表する。小学校から大学までの16年間の国語教育体験を元にしただけの自分の意見は、弱い。体験を理論にしていかなければ。
5限以降は、大阪教育大学国語教育学会(国語教育講座の教員・学生・卒業生等で組織している。大学院1年次が係の教員とともに事務局を運営している)の事務局員として、研究発表大会の準備をする。今日は、卒業生に対する案内文の作成・WEBページの作成を、手分けして行った。
水曜日 授業は全日なし。非常勤講師をしている○○高校で2・3・4限の古典の授業。いつもは、教わる立場だが、この水曜日だけは、教える立場になる。今日の授業は60点。生徒の発言が活発になるように仕組んだ発問がまずまずうまくいったが、その前の本文の解説にすこしあやふやなところがあった。
午後は、少し休んでから、金曜日の発表資料作り。
木曜日 2・3・4限が講義。4限目の野浪先生のパソコン実習は、なかなか疲れる。普段パソコンを使うといっても、ワープロとしか使っていないから。表計算は教員になったときの成績処理や評価分析に役立つのは分かっているのだけれど、いままで使ったことがなく、戸惑う。最終目標は自分の修士論文をWEBページとして公開することだそうだ。金曜日の発表資料作りで、今夜は徹夜だな。早川先生を唸らせるような発表ができるように、明け方までがんばろう。
金曜日 とうとう発表当日がやってきました。「今年度の1年次は8人いるので、発表ローテーションが楽な方だ」と4人しかいない2年次の先輩が言っている。けれど、一つの発表に時間がかけられる分、要求水準が高くなるわけで、発表が楽になるわけではない。現に、大きな勘違いをしていて、来週再挑戦することになった。
土曜日 休日。来年執筆する修士論文の資料を集めている。今日は、古書店を巡って、自分の研究分野の基本図書と修士論文の参考文献を購入する予定。図書館や指導教員の研究室にある程度は揃っているけれど、手元に持っておかないと、すぐに参照することができない。自宅から大学までの移動に使う時間が惜しくなる時期がきっと来るはず。
日曜日 休日。そろそろ、再来週の発表の準備をしなくてはならない。文献を読みつつパソコンにメモをとっていくという方法を身につけなければ。野浪先生は「メーリングリストの仲間から仕入れたアイデアだけれど、書見台を使うといい。百均で売っているらしい」と言っていた。
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