教養学科芸術専攻美術コースの4回生8人が,大阪府立八尾翠翔高等学校の学校案内パンフレットを制作しました。同校からの依頼を受け,芸術表現講座・江藤亮准教授の研究室でデザインを専攻する学生たちが取り組んだものです。このパンフレットが好評を得たとして,学生と江藤准教授,同校の久郷征之校長,大阪府教育庁教育振興室の東秀行氏と山川裕徳氏が,5月30日(木)に栗林澄夫学長を表敬訪問しました。 パンフレットは8人それぞれがデザイン案を制作し,久郷校長と同校教員らにより採用案が選定されました。学生たちは栗林学長に,爽やかさや真面目さといった同校の校風を表現するための工夫や,限られたスペースで情報をわかりやすく配置することの苦労などを報告。「皆で実際に学校に行き,現役の生徒をモデルに写真を撮ったりして交流したことで,イメージが膨らみました。学校の良さが表現された,読みやすいパンフレットを作ることができたと思います」と述べました。栗林学長は「このような形で高校と連携できるのは素晴らしいこと。志願者が増えてくれるといいですね」とねぎらいました。 久郷校長は「8つの案はいずれも生き生きとした本校の生徒たちにふさわしいデザインで,1つに決めるのは難しい判断でした」と話しました。江藤准教授は「学生たちは時に夜遅くまで大学に残ったりしながら,良い作品を創りあげてくれました。次も新たな制作チームで活動を継続するので,今回に負けない提案ができるよう頑張ります」と意気込みました。
制作の経緯を栗林学長に報告
制作グループの学生たち(後列左から2人目以降順に下野安由美さん,小西みちるさん,田村彩恵さん,森位佳奈さん,小屋美都樹さん,鈴木保乃香さん,前本紘志さん,大野凌さん=欠席)との記念撮影(前列左から2人目=久郷校長,同3人目=栗林学長)
(学術連携課)