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運用担当部局:入試課

大学院教育学研究科 英語教育専攻

 

英語力と情報能力の結合を図りつつ国際的な視点での研学

 

●取得可能な免許状
中学校教諭専修免許状[ 英語 ]
高等学校教諭専修免許状[ 英語 ]

 
※専修免許状の取得には、取得しようとする免許状に対応した一種免許状を有している必要があります。なお、入学時に一種免許状を取得されていない方には教育職員免許状取得プログラムの制度もあります。

目的

 英語教育専攻では、英語科教育及び教科内容の高度な専門知識を持ち、確かな英語の運用能力を有する教員の養成、さらには、英語力と情報能力の結合を図りつつ国際的な視点で研学することによってグローバルな視野を持つ指導者の養成を目的としています。そのために、専攻に英語学、英語科教育学の2つのコースを置き、英語学及び英語科教育学についての学問的・科学的・理論的・実証的な観察・検討・考察によって、理論と実践、考察と創造の両方の立場から、英語授業はどうあるべきか、英語学習の動機付けはどのように作用するのか、これまでの指導内容は適切であったか、教材はどうあるべきかなどを熟考でき、高い情報処理能力をもって時代のニーズへ意欲的に対応出来る人材の育成を目指します。

概要・特色

 英語教育講座の専門分野には、英語学と英語科教育学があります。本講座の特徴・特色は、次の3点になります。
1 言語理論・言語習得理論に根ざした、真に効果的な英語教育を重視している。
2 国外(例:カナダ・オーストラリア・台湾)での様々な実習を通じて、授業力及び英語力を高めることを重視している。
3 3年間の教員免許プログラムが用意されているため、たとえ教員免許状を持っていない大学卒業者にも英語の教員免許状取得の機会を提供している。
 このような方針にもとづいて、研究と教員養成を行っていますので、国内外から大勢の志願者を受け入れています。そして、英語教員として高い能力を身に付けた修了生を教育界に送り出しています。
 英語教育専攻では修士論文を英語で書くことになっています。50ページ以上にわたる長い論文となりますので、それだけでもたいへんですが、その内容を質的にも研究論文に相応しいものに仕上げなければなりません。そのためには、準備
を含めて調査・研究などに多くの時間と労力が必要となります。しかし、これを書き上げることができるということは、教師として必要な英語力や思考力を有しているということで、チャレンジしがいのある作業であるといえます。
 本学の大学院入試は、9月と2月の2回にわたって行われますが、英語教育専攻に限っては、これまで9月の入試で定員に達することが多く、2月に入試を行った年度はまれでした。それゆえ、志願者の皆さんには9月の試験をまずは受けておかれることをお奨めします。

英語学コース
教員氏名・大学院担当講義
研究テーマ
修士論文の指導例
指導可能分野
寺田 寛
英語学特論I・II
課題研究I・II
①生成文法に基づく統語論
②統語構造構築理論の開発
③構文研究
(1) 主語の中に疑問詞があったらどのような疑問文ができるか
(2) 修飾要素の構造を探る
(3) 英語学習者は再帰代名詞をどれだけ正しく使えるのか
生成文法理論に基づく統語論。
(母語話者はどのような文法知識を身に付けているのか。
普遍文法と媒介変数。)その他にも、構文研究。文法の記述的研究。
橋本 健一
言語学と英語教育論I・II
課題研究I・II
①英語学習者の文理解プロセスの解明
②文理解プロセスの特徴と英文法発達の関係
③英語理解の自動化プロセス
①英語学習者の文理解プロセスの解明
②文理解プロセスの特徴と英文法発達の関係
③英語理解の自動化プロセス
心理言語学を基盤とした第二言語習得理論研究、およびそれらを背景にした英語教育研究。学習者がどのように英語を使っているかを知ることで(理論研究)、どのような活動がなぜ有効なのか(英語教育研究)。
英語科教育学コース
 本格的な国際化の時代を迎え、語学教育へのニーズはますます高まっています。しかし、その要求に応えられる語学教員の数は決して十分でないのが現実です。これからの英語教育は、従来の言語知識偏重の教育から、実践的コミュニケーション能力を養成する方向に転換することが強く求められています。そのためには、英語教育学に関する高いレベルの知識と指導力と教師自身の英語運用能力を身につけ、学ぶ側に高い学習目標の設定と動機付けによる意欲的な学習と達成感から生まれる大きな喜びを与えることが重要です。現場に直結する理論と実践が一体になった教育を展開するとともに、最近の新しい英語環境を考慮した科目を配していることが、本コースの大きな特色です。英語科教育概論、英語教育フィールド研究では、理論と実践、考察と創造の両方の立場から授業をとらえていきます。情報処理的な能力(ICTなど)を養う演習科目、児童英語教育論などを通じて、時代に呼応したニーズにも対応します。

主な開講科目(平成28年度)

※…教育科学関係基礎科目 ◎…教科・特別支援・養護教育関係基礎科目 ☆…現代的教育課題に関する科目

コース
教育研究分野
授 業  科  目
単位数
担 当 教 員
授   業   内   容
履修区分
履修年次指定
 
(教育実践)

英語教育フィールド研究
2
加賀田哲也
英語教育実践の方法論を学び,参与観察を実施する。
必修
I
英語学
英語学
 
英語学特論I
2
寺田  寛
英語学の基礎知識を身につけ、英文法の原理だった説明とはどのようなものかを学ぶ。
選択
 
 
英語学特論II
2
英語学の理論の最新の文献を精読し、英文法の原理だった説明とはどのようなものかを考える。
選択
 
 
言語学と英語教育論I
2
橋本 健一
心理言語学の諸問題,特に文レベルの理解・産出処理について検討する。
選択
 
 
言語学と英語教育論II
2
外国語習得・英語教育の観点から,文処理研究について検討する。
選択
 
英語科教育学
英語科教育学
英語教育学特論I-A
2
吉田 晴世
4技能とICTについての理論,方法, 実践を習得する。(基礎)
選択
 
英語教育学特論I-B
2
4技能とICTについての理論,方法, 実践を習得する。(応用)
選択
 
 
英語教育学特論II-A
2
吉田 晴世
応用言語学と関連する諸科学を概観し,研究の方法論を論議する。(基本書)
選択
 
 
英語教育学特論II-B
2
応用言語学と関連する諸科学を概観し,研究の方法論を論議する。(ジャーナル)
選択
 
英語科教育概論I
2
加賀田哲也
英語科教育の目的、教授法理論、言語習得理論を理解し、効果的な教科教育について議論する。
必修
I
英語科教育概論II
2
小・中・高の英語教育におけるよりよい実践について議論する。
必修
I
 
第二言語習得研究
2
生馬 裕子
第二言語習得研究の成果を概観し、研究デザイン、タスク、結果の解釈を掘り下げながら、外国語教育・学習について議論する。
選択
 
 
初等英語教育研究
2
箱﨑 雄子
小学校英語教育の目的、教授法、教材、評価などについて幅広く議論する。
選択
 
 
(課題研究)
 
課題研究I
3
担当教員
研究分野に関連する特定の課題を設定し,研究する。
必修
II
 
課題研究II
3
必修
II

平成29年度募集人員

6名


平成28年度 現学生数・入試結果

現学生数
受験者
合格者
入学者
23(3)
19
17
14

※( )内の数字は外国人留学生の人数(内数)です。
※現学生数は平成28年5月1日現在の人数です。


修了生の進路(過去3年間の集計)

教員(大阪府内)
教員(大阪府以外)
教員率(左記計)
企業
公務員
進学
その他
46%
33%
79%
4%
0%
0%
17%

教員紹介 (教員総覧にリンクしています)

英語学コース [教授] 寺田 寛/[准教授] 橋本 健一
英語科教育学コース [教授] 加賀田 哲也吉田 晴世/[准教授] 生馬 裕子橋本 健一・箱﨑 雄子

→こちら英語教育講座のページもご参照ください。