
英語教育専攻
専攻の目的
英語教育専攻では、英語科教育及び教科内容の高度な専門知識を持ち、英語の運用力を有する教員の養成、さらには、英語力と情報能力の結合を図りつつ国際的な視点で研学することによるグローバルな視野を持つ指導者の養成を目的としています。そのために、専攻に英語学、英語科教育学の2つのコースを置き、英語及び英語学についての学問的・科学的・理論的・実証的な観察・検討・考察によって、理論と実践、考察と創造の両方の立場から、授業とは何か、英語学習の動機付けはどのように作用するのか、教材はどうあるべきかなどを熟考でき、高い情報処理能力をもって児童英語教育等の時代のニーズへ意欲的に対応出来る人材の育成を目指します。
概要・特色
英語教育講座の中には専門分野(専修)として、英語学、英語科教育学などの分野があります。大学の個性化の時代にあって、本学の英語教育の特徴・特色をあげるとすれば次のようなものになります。
(1)情報処理的な能力(e-learning など)を含めて、(実践的な)英語科教育を重視している。
(2)語学と教育との橋渡し的な、いわば「教師のための学習英文法」を重視している。
(3)講座の人事は学閥などにはこだわらず、実力、能力、業績、人物本位で行っている。
以上が、本学の英語教育講座の特徴であり、特色であると自負しています。そして、われわれはこの基本的な考え方の基礎の上に、ふだんの研究・教育に専念していることは言うまでもありません。英語能力と情報処理能力の結合は、まさに今日的な、そしてまたもっともパワフルな組み合わせではないでしょうか。それから、おそらく最も大きな仕事(勉強)として、大学院では修士論文を英語で(少なくとも現在のところ本学では英語で)書くことになっています。50ページにわたる長い英文ですので、それだけでもたいへんですが、その内容を質的にも研究論文に相応しいものに仕上げなければなりません。そのためには、準備を含めて、調査・研究などにたいへんな時間と労力が必要となります。
英語教育専攻は、英語学と英語科教育学との2つのコースによって構成されています。
英語学コース:英語学コースの分野は、文字どおり英語学に関する問題を主な研究対象としています。基本的には英語に関わることを学問的、科学的、理論的、かつ実証的に観察し、検討し、そして考察することにより、英語という言葉の実態やメカニズム、あるいは文法や語法のルールもしくは理論といったものを追求していくことになります。いまのところ、このコースでは具体的には英文法研究、英語語法研究などがメインとなりますので、とにかく英語そのものがなによりも大好きという人が進むべき方向です。英語(学)を専攻しようという、いわば「志の高い人」はそれなりの努力と覚悟、意欲と動機が必要なことは言うまでもありませんが、できれば英語のセンス、能力、そしてあえて言えばさらに、研究を継続するための基礎体力が求められるのです。いずれにしても、こちらがプレッシャーを感じるくらいの「やる気のある人」を歓迎します。
英語科教育学コース:本格的な国際化の時代を迎え、語学教育へのニーズはますます高まっています。しかし、その要求に応えられる語学教員の数は決して十分でないのが現実です。これからの英語教育は、従来の言語知識偏重の教育から、実践的コミュニケーション能力を養成する方向に転換することが強く求められています。そのためには、英語教育学に関する高いレベルの知識と指導力と教師自身の英語運用能力を身につけ、学ぶ側に高い学習目標の設定と動機付けによる意欲的な学習と、達成感から生まれる大きな喜びを与えることが重要です。現場に直結する理論と実践が一体になった教育を展開するとともに、最近の新しい英語環境を考慮した科目を配していることが、本コースの大きな特色です。英語科教育法、英語学習論では、理論と実践、考察と創作の両方の立場から、授業とは何か、英語学習の動機付けはどのように作用するのか、教材はどうあるべきかなどを確認します。情報処理的な能力(e-learning など)を養う演習科目、児童英語教育論などを通じて、時代に呼応したニーズにも対応します。
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