司法書士を招き、契約について学ぶ特別授業を実施

2022.12.27

司法書士を招き、契約について学ぶ特別授業を実施

 高度教職開発部門の峯明秀教授が担当する中等社会科教育法の授業で、内山真照(うちやま まさてる)氏ら司法書士3名を招いて、身近な法律問題、契約について学ぶ「法律講座:契約の基礎と応用」の特別授業を12月1日(木)に実施し、社会科教員をめざす学校教育教員養成課程の2回生ら62名が受講しました。

 授業では、クイズを通して契約に関する基本的な法律知識のほか、実際のヤミ金・悪質業者やクレジットカード被害の実例を紹介しました。

 受講した学生からは「契約について、簡単なクイズ形式だと難しそうな内容でも自分事として考えることができた。またレジでお金を支払った時ではなく、店員さんが承諾した時に契約が成立すると知り驚いた」「マルチ商法について、イメージしか湧かず、自分には関係ないことだと思っていたが、今回の授業を受けて、自分の周りにもそのような人がいるかもしれないと思った。知識がないとお金を取られてしまったり、被害に遭ってしまったりするので、自分や周りの人を守るためにも知っておくことが大事だと思った」「ヤミ金について詳しく学んだことがなかったので、衝撃を受けました。詐欺に遭わないためにも、社会の仕組みについて勉強しておくことが大切だと実感しました」など、18歳成人を取り巻く、消費者被害やトラブルの現実社会の状況を非常に実感できたものとなりました。


契約について解説する内山氏


授業の様子


司法書士と学生がケーススタディを行う様子

(高度教職開発部門)