令和2年度寄附金(修学支援事業基金等)の活用状況

令和2年5月に緊急の「大阪教育大学修学支援事業基金」の募集をして以降,多くの皆さまから支援いただきました。ご寄附をいただきました皆様には心より感謝申し上げます。
令和3年1月末現在,246件/28,307,423円のご寄附をいただいておりますが,主な活用状況について,以下のとおり報告いたします。

修学支援奨学金(家計急変採用)

家計急変により経済的困難な状況に陥っている学生を対象に,1人あたり10万円,学生118名に対し,合計1,180万円を給付しました。

修学支援奨学金(学業優秀者採用)

同奨学金は,経済的理由により修学に困難のある学生を支援することを目的とし,趣旨に賛同する個人・団体から募った寄附を原資として創設したもので,平成30年度から開始し,今年で3回目の実施となります。1人あたり10万円,学生31名に対し,合計310万円を給付しました。

学内ワークスタディ

アルバイト先の休業等で経済状況が悪化した学生を対象に,学内での業務を創出して募集したところ,ワークスタディ43件に対し,合計38万円を給付しました。

図書の郵送サービス

大学への入構禁止期間中における,附属図書館の図書を郵送により学生へ貸し出しました。214件郵送し,計18万円の郵送費を拠出しました。

私費留学生の渡日支援

令和2年10月1日から留学生の入国制限が緩和されましたが,入国後14日間宿泊施設にて待機することが義務付けられたため,私費留学生4名に対し,合計20万円を給付して渡日支援を行いました。