2023年度 高校生国際会議を実施
2024年1月20日(土)に,本事業で3回目となる高校生国際会議を天王寺キャンパスで開催しました。当日は附属高等学校平野校舎・池田校舎と国内連携校5校、海外連携校2校に在籍する高校生およそ600人が、オンラインによる参加を含め集いました。午前は、海外連携校とのオンライン交流や生徒が企画したSDGsに関するクイズ・ゲームなどのワークショップが行われ、午後は4つの分科会に分かれて16のグループが英語で課題研究の発表を行いました。このほかWeb上でポスターセッションを実施し、生徒や教員の投票による「優秀ポスター賞」の表彰を行いました。
趣 旨:国内外の高校生が持続可能な開発目標(SDGs)に関する探究活動の成果について交流を深め、高校生として何ができるのか議論する。
テーマ:「Let's build a better society through global research! 課題研究を通じてよりよい社会を作ろう」
プログラム
1月20日(土)
10:00 オープニングセレモニー
(司会)大阪教育大学附属高等学校平野校舎生徒
ホストより歓迎の挨拶(ビデオメッセージ)
赤木 登代 大阪教育大副学長
10:20 高校生ワークショップ
ワークショップ①:課題研究フリートーク
ワークショップ②:クイズSDGs
ワークショップ③:海外連携校オンラインミーティング
ワークショップ④:留学生とのカードゲーム
ワークショップ⑤:貿易ゲーム
13:00 分科会(口頭発表・振り返り)
分科会Ⅰ Education
分科会Ⅱ Community, Well-Being
分科会Ⅲ Equality, Gender
分科会Ⅳ Innovation
15:10 クロージングセレモニー
(司会)大阪教育大学附属高等学校池田校舎生徒
高校生による振り返り
大阪教育大学附属高等学校平野校舎生徒(高校生代表)
講評
城戸 楓 奈良県立医科大学講師(WWL運営指導委員会委員)
参加校
<海外>高雄師範大学附属高級中学(台湾)、清州外国語高等学校(韓国)
<国内>大阪教育大学附属高等学校平野校舎、大阪教育大学附属高等学校池田校舎、大阪府立千里高等学校、大阪府立泉北高等学校、和歌山県立星林高等学校、金光学園中学・高等学校、沖縄県立那覇国際高等学校
ワークショップ
①課題研究フリートークの様子
②クイズSDGsの様子
③海外連携校オンラインミーティングの様子
④留学生とのカードゲームの様子
⑤貿易ゲームの様子
Research Presentations by SDGs Topics
分科会Ⅰ Education
口頭発表
- 「共に学び共に生きる社会へ!」 大阪教育大学附属高等学校平野校舎
- 「体育嫌いをなくし、子供たちの社会性を育み、健康の増進を図る」 大阪教育大学附属高等学校池田校舎
- 「日本の幼児教育の質をよくしていくためには」 金光学園中学・高等学校
- 「金融教育を広めよう」 大阪教育大学附属高等学校池田校舎
分科会Ⅱ Community・Well-Being
口頭発表
- 「泉北レモンPromotion」 大阪府立泉北高等学校
- 「Let's Hold a SDGs Elementary School Camp」 高雄師範大学附属高級中学校
- 「吹田市において異なる年代間での地域のつながりをつくるには」 大阪府立千里高等学校
- 「高雄師範大学附属高級中学との育児に関する共同研究の立ち上げ〜男女ともに参加しやすい育児のあり方とは~」 大阪教育大学附属高等学校平野校舎
分科会Ⅲ Equality・Gender
口頭発表
- 「生理の貧困」 大阪府立千里高等学校
- 「平等な教育を世界へ〜貧困をなくそう〜」 金光学園中学・高等学校
- 「Traffic Safety and Pedestrian Right of the way from the Perspective of High School Students」 高雄師範大学附属高級中学校
- 「性差をなくすためのジェンダーレスコスメ」 大阪府立千里高等学校
分科会Ⅳ Innovation
口頭発表
- 「HAP 法を利用してリンを除去し富栄養化を防ぐ」 大阪教育大学附属高等学校池田校舎
- 「Exploring the severity of global warming and solutions contributing to SDGs goal13」 清州外国語高等学校
- 「ペットボトルを分別したくなるゴミ箱を作る」 大阪教育大学附属高等学校平野校舎
- 「非常食から持続可能な社会へ」 金光学園中学・高等学校
分科会での発表の様子
ポスター発表
実施期間:1月9日(火)~1月20日(土) ※ポスターの掲載は1月31日(水)まで
SDGsの17の目標のうち、1つまたは複数の目標に関連するポスターを作成し、オンライン(Webex)上で掲示発表を行いました。また、上記期間中に教員・生徒によるポスター投票を実施し、国際会議当日に「ポスター表彰」として投票結果の発表を行いました。