学校教育教員養成課程 教科教育専攻 音楽教育コース
音楽で表現する楽しさや喜びを子どもと共有できる教員
子ども自身が「こんな風に歌いたい」「○○なイメージの音楽にしたい」というように、学習者中心の音楽科授業を展開できるような教員の育成をめざします。そのために、音楽教育コースでは実技面と理論面の両側面からアプローチしていき、「誰もが取り組める」というインクルーシブの視点をもった音楽科の授業構成ができるように指導していきます。
求める学生像
- 高等学校で履修した教科・科目における基礎学力を有している人
- 子どもたちの成長に関わることへの関心があり、教職に就くことを強く希望し、探究心を持って主体的に学ぶ態度を有している人
- 現在の教育に求められている音楽科の学習活動を展開できる能力を身に付けようとする意欲のある人
学びのポイント
- 教師に求められる実践的指導力が身に付くカリキュラム
- 音楽科の学習指導に必要な専門的な知識や演奏技能の習得
- 4年間にわたる学校現場での実践的学修
募集人員
20人
取得できる免許・資格
●:小学校教諭一種
●:中学校教諭一種(音楽)
◎:高等学校教諭一種(音楽)
□ : 中学校教諭一種または二種(上記に記載した以外の教科)
□ : 高等学校教諭一種(上記に記載した以外の教科)
□ : 特別支援学校教諭一種(知・肢・病)
資格:学校図書館司書教諭、図書館司書
●:卒業要件を満たすことにより取得できる教員免許状
◎:卒業要件を満たし、さらに必要な単位を修得することにより取得できる教員免許状(自専攻・コース科目から必要な単位を修得します)
□ : 取得をめざすことができる教員免許状
取得可能な教員免許状・資格一覧はこちら
4年間の学び
1回生
まずは、教育を取り巻くさまざまな現状を把握することが重要になります。そのために、教職についての基礎を学ぶと共に、音楽表現に必要な実技科目および理論科目を通して、音楽教育にかかわる基礎を習得します。
2回生
1回生で身に付けた内容を踏まえて、教職に関する内容や教科専門の内容をステップアップさせていきます。音楽科教科法の授業も始まり、実際の小中高等学校での音楽科授業にかかわる基礎理論と実践について学びます。
3回生
学びのメインは夏休みに実施される教育実習になります。教育実習では、教科専門および教科教育のそれぞれの授業で身に付けた全ての能力が統合され、実際の授業の中で児童・生徒の学力の育成にどのように生きて働くかが課題となります。また、定期演奏会の企画運営を通して、学校行事等を行う能力を身に付けます。
4回生
演習を中心としたより実践的な学びを通して、教育実習等で得た課題を解決するための力をつけていきます。それらの学修が、教員採用試験や大学院の入試につながります。また、これまでの学びの集大成となる卒業研究に取り組みます。そこでは、演奏表現や論文執筆を通して自らの課題を一層明確にし、卒業してからの課題をもちます。
【参考リンク】