スクールリーダーシップコース

高度教職開発専攻 スクールリーダーシップコース

事例研究やそれぞれの課題に応じたプログラムを専門的かつ多元的に学ぶことで、学校経営の中心的役割を担うために必要な実践力を身に付けることができ、大学院修了時に各プログラムの履修証明を付与します。

対象 現職教員等(勤務経験3年以上)
募集人員(目安) 30名
養成する人材像
  • 保護者、地域住民等と協働し、学校及び地域の新しい教育課題の解決に向けてリーダーシップを発揮できる教員
  • 教員集団をリードし、学校経営における中心的役割を担うことのできる教員

※「現職教員等」とは、国公私立の幼稚園(幼保連携型・幼稚園型認定こども園を含む)・小学校・中学校・高等学校・義務教育学校・中等教育学校・特別支援学校で現在勤務している常勤の方(任用の期限を付さない常勤講師を含む)又は都道府県もしくは市区町村の教育委員会及び国公立の教育センター等において指導主事として現在勤務している方で、令和5年3月31日までに上記「対象」欄の年数の経験を有する方とします。ただし、令和5年3月31日以前に退職する予定の方を除きます。
※経験年数は、1か月未満の場合は1か月として計算します。
※休職期間(育児休業・国際派遣等も含む)は、経験年数に算入しません。

特徴

コース共通科目では、事例検討を多く用い、 スクールリーダーとしての基本的な考え方を獲得します。
プログラム科目には、5つのプログラムが用意されており、各自のキャリアや所属校の課題に即し選択することが可能です。各プログラムは、概論、事例研究、実践の3段階で構成され、それらの履修を通じ専門的かつ多元的に学ぶことができます。
※プログラム科目については、今後その内容や位置づけ、名称について、変更の可能性があります。

修学キャンパス

天王寺キャンパス(昼夜間開講)

主な科目

  • スクールリーダーシップの理論と実践
  • エビデンスベースの学校改革

教員からのメッセージ

 スクールリーダーシップコースは、名実ともに「学び続ける教員」をめざすコースです。
 現職教員等の学校実習では、勤務先において同僚を巻き込みながら改革へつなげていく実践を通して、「学び続ける教員」としての力量を向上させていきます。
 講義科目においては、理論と実践を往還させる講義とともに、参加型の授業形態が頻繁に用いられます。受講生が相互に切磋琢磨しながら、学びを創り上げていきます。私たち教授陣は、その学びを強力にバックアップします。
 皆さんにとって、将来にわたりかけがえのない存在となるのは、共に学び合う仲間たちです。多様な校種や地域から、教科専門性や年齢層も異なる現職教員大学院生が集います。在学中はもちろんのこと、修了後も頼りになる仲間が財産となります。
 勤務をしながら夜間の大学院で学ぶためには、それなりに頑張りが必要です。しかし、その努力は、在学中から様々な形で報われます。皆さんの世界がより一層広がることを感じられるはずです。楽しみながら、明日の教育を創る仲間に加わりませんか?