大阪教育大学 事業継続計画(BCP)

大阪教育大学 事業継続計画(BCP)第八版(2024年6月改訂)(1.98MB)

事業継続計画(BCP)とは

事業継続計画の定義

大規模地震等の自然災害,感染症のまん延,大事故による突発的な環境の変化など不測の事態が発生しても,重要な事業を中断させない,又は中断しても可能な限り短い期間で復旧させるための方針,体制,手順等を示した計画のことを事業継続計画(Business Continuity Plan, BCP)という。

事業継続計画の効果

災害発生時には,業務量が急激に増加し極めて膨大なものとなるとともに対応資源が減少,制約されるが,事業継続計画を策定することにより,業務の優先度による絞り込みを行い,非常時優先業務を適切かつ迅速に実施することが可能となる。

具体的には,危機管理マニュアルでは明確になっていない非常時優先業務の執行体制や対応手順を明確にすることにより,災害発生直後の混乱が軽減され,早期により多くの非常時優先業務を実施できることとなる。


業務継続計画の実践に伴う効果の模式図

(出典:内閣府防災担当「中央省庁業務継続ガイドライン(第1版)」平成19年6月P.6)

非常時優先業務

大規模な災害時にあっても優先して実施すべき業務のこと。具体的には,災害対応対策業務や早期実施の優先度が高い復旧・復興業務等のほか,事業継続の優先度の高い通常業務が対象となる。


応急業務と非常時優先業務の概念図

(内閣府防災担当「中央省庁業務継続ガイドライン(第1版)」平成19年6月作成のP.1掲載の「図1-1 応急業務と非常時優先業務の概念図」に修正を加えたもの)