防災特集「もしも、のときに強い大学に！」

防災訓練（全体）

　震度6強の地震発生を想定した防災訓練を、年に1度実施しています。災害対策本部の立ち上げ、通報、避難誘導、救出救護訓練など、有事の際に慌てず行動ができるように備えています。
※平常時は学生・教員も対象としていますが、コロナ禍においてはe-learningを実施し、実地訓練は参加人数を削減して職員のみで行いました。

防災訓練（学生宿舎・留学生宿舎）

　例年同日、柏原キャンパス学生宿舎・留学生宿舎の学生を対象とした防災訓練も実施しています。水消火器、屋内消火栓、避難はしご、緊急放送機器の使用訓練などを行い、有事の際に備えています。

BCP研修

　危機発生時の被害を最小限にし、教育研究活動を速やかに再開するために作成している事業継続計画(BCP)の改善と、職員の危機管理意識の向上を図るため、年に1度「BCP 研修」を実施しています。
　これまで「コロナ罹患者発生」や「大規模な地震発生」などの危機にどのように対応するか、各担当部署で議論した内容をオンライン上で発表しました。

柏原市・大阪府柏原警察署・柏原羽曳野藤井寺消防組合との四者協定

　柏原市・大阪府柏原警察署・柏原羽曳野藤井寺消防組合と、「災害時における大学施設（柏原キャンパス）の一時使用に関する協定」を締結しています。
　平時から、ドクターヘリの離着陸ポイントを設置し、また防災対策の情報共有を行うなど、地域と相互に協力できる体制を構築しています。

林野火災訓練

　令和3年11月26日、27日には、柏原キャンパス内の山林からの出火を想定した、柏原羽曳野藤井寺消防組合による「林野火災訓練」が実施されました。
　訓練の様子を撮影した動画を以下に掲載していますので、ぜひご覧ください。 

災害時備蓄品

　柏原キャンパス、天王寺キャンパス、11附属学校園では、災害による公共交通機関不通などで帰宅困難となってしまった児童・生徒、学生、教職員等に対し 、食事と飲料水を配給できるように、災害時備蓄品の整備を進めています。

AED

　 AED（自動体外式除細動器）を、柏原キャンパスに12台、天王寺キャンパスに4台設置しています。また、平常時はベンチとして、有事の際は担架としても使用できる「レスキューベンチ」も設置しています。

マンホールトイレ

　柏原キャンパスには、停電時にもトイレが利用できるように、計14個のマンホールトイレ用のマンホールを整備しています。

防災パーゴラ

　柏原キャンパスには、平常時は休憩場所として、災害時はマンホールトイレ用のテントとして活用できる「防災パーゴラ」を、2基設置しています。

アクションカード

　授業中に大規模な地震が発生した際に、教職員が学生を屋外に避難誘導することを想定し、誰もが緊急時に必要な対応を迅速にできるための「地震発生時の避難誘導を支援するアクションカード」を、各講義室や一部の研究室の出 入口に設置しています。

「地震発生時の避難誘導を支援するアクションカード」のPDFはこちら

安否確認システム「ANPIC」

　大規模災害等の危機発生時における安否確認を迅速かつ確実に実施するため、「大阪教育大学安否確認システム『ANPIC』」を導入しています。
　大阪府と隣接する府県で「震度5強」以上の地震が発生した場合において、大学支給のメールアドレスや各自で登録している専用アプリ、LINE アカウントに安否確認通知が一斉送信されます。