教職実践演習とは,平成22年度入学生から教員免許状取得の必修科目として,義務づけられているものです。 この科目は,皆さんが教師になる上で,自分にとって何が課題であるのかを自覚し,必要に応じて不足している知識や技能等を補い,その定着を図ることを目的としています。4年間で身に付けた資質能力が,教師として最小限必要な資質能力として有機的に統合・形成されたかについて最終的に確認し,教職生活の円滑なスタートを支援するものです。 本学では「ガイダンス」「ミニ講座」「ふりかえり」の3つのブロックにわけて展開します。
教員として求められる基礎的事項として,下記4事項について,学生自身が自己の状況を確認するための活動を含みます。 1.使命感や責任感,教育的愛情などに関する事項 2.社会性や対人関係能力に関する事項 3.子ども理解や学級経営に関する事項 4.教科・保育内容等の指導力に関する事項
授業では,下記の方法を必要に応じて適切に取り入れます。 1.フィールドワーク,グループ討議などの演習や実習,模擬授業 2.役割演技(ロールプレイング),事例研究等の授業方法 3.現職の教員又は教員勤務経験者を講師とした授業等